展覧会

やなぎみわ−婆々娘々 国立国際美術館

巨大な乳房を露わに、たくましい足で大地にそそり立つ女性の写真が鮮烈で、通りすぎることができませんでした。 モデルに理想の老後を語らせて、それを写真に撮るという「グランドマザー」シリーズは、どれもどこかで見たような「物語」ではありますが、チー…

ルーヴル美術館−美の宮殿の子どもたち 国立国際美術館

「子ども」を切り口にルーヴル美術館の収蔵物を紹介する展覧会。こうしてみると、ルーヴルが、エジプト美術と17世紀以降のヨーロッパ美術が中心であるということがよく分かります。 おもちゃや、ロウびきの学習ノートなどから、当時の子どもたちの生活を想像…

だまし絵展 inBunkamuraザ・ミュージアム

百鬼夜行の世界−百鬼夜行絵巻の系譜−展 in国文学研究資料館

休館日とか…orz

百鬼夜行の世界−百鬼夜行絵巻の系譜− in国立歴史民俗博物館

ううう、黒雲のシーンは何故に展示されなかったのか。あれが見たくて関東遠征したというのに。 しかし、純粋に美術的には真珠庵本が突出しているというのはよく分かりました。 それにしても、第4展示室の充実ぶりったらない。

伝統の朝顔展 in国立歴史民俗博物館くらしの植物苑

恐竜2009−砂漠の奇跡

妖怪天国ニッポン! in京都国際マンガミュージアム

いったい何回見れば気が済むのか。まあ、今日のメインは、この後の木原氏の怪談ライブです。 さすがにマンガミュージアムなだけあって、キャプションに「この漫画は特設コーナーで読めます」とつけてくれていて、出たところにホラー漫画を500冊くらい集めて…

百鬼夜行展 in高台寺・円徳院

妖怪天国ニッポン! 京都国際マンガミュージアム

(感想は後で…ばったり)

妖怪天国ニッポン−絵巻からマンガまで− in兵庫県立歴史博物館

待ってれば、京都国際マンガミュージアムにも来るのですが(もちろんそちらにも行くのですが)、今日は、企画学芸員であり『江戸の妖怪革命』の著者である香川雅信氏の講演があるというので、行ってきました。姫路の町が好き、というのもあります。 妖怪をビジ…

高橋留美子展 美術館「えき」KYOTO

楽しかったー! うる星やつら、めぞん一刻、らんま1/2、犬夜叉、るーみっくわーるど、企画の6ブロックで構成された高橋留美子の30周年記念企画展です。平日にもかかわらず、老若男女のオタクで賑わっていたような気がしますが、夢中で展示品を見ていたのでよ…

妙心寺展 京都国立博物館

禅宗は、ほとんど仏像を拝まないらしく、替わりに非常に写実的な禅僧の坐像がありました。木像なのですが、生きているみたいで、なかなか格好いい。仏像の人間離れした美しさもいいですが、理想的な知性や慈愛を人間の顔立ちに写してある肖像にも、独特の良…

ムーミン展 in心斎橋大丸ミュージアム

タンペレ美術館は、昔NHKの番組で見てから行ってみたいなあと思っていたので、所蔵品が日本で見られてとても嬉しいです。基本的に小さなインク画ばかりなのですが、印刷されたものとは黒が違っていて、一枚一枚食い入るように見てしまいました。あまりにうつ…

京都御所ゆかりの至宝 京都国立博物館

意外と江戸時代より前のものは残っていないんでしょうか。太刀など、武の徳川家との結びつきを示す御物が多いようにも思いましたが、そのあたりのことはあまり触れられていなかったような…。とにかく人が多かったのであまりゆっくり見られず残念でした。宮廷…

三井寺展 大阪市立美術館

http://miidera.exh.jp/ 三井寺は、天台密教の信仰が篤く、秘仏が多いのだそうです。今回特別に公開されるというので、行ってきました。今週は駆け込みの展覧会が多くて、バタバタしてます…(^^;。いつもまだまだ日がある、と思ってると、いつのまにか終期が…

japan蒔絵展 京都国立博物館

http://japan-makie.jp/ 大学に入学して初めて行った大規模な展覧会が、1995年10月に京都国立博物館で開催された「蒔絵−漆黒と黄金の日本美−」でした。それから本格的に展覧会に行くようになったので、同じ京博で蒔絵の展覧会があるというのは、何か感慨深い…

コロー展 神戸市立美術館

この展覧会があるまで知らなかったのですが、チラシの女性像がきれいだったので、興味を引かれて見に行きました。19世紀イギリスで風景や人物を描いて人気を博した画家だったそうです。 私は、絵から物語が読み取りやすい幻想的なものや、歴史画、静物画が好…

菌類のふしぎ展 東京国立科学博物館

東京で子育てしている友達に会いに上京したついでに、気になっていた展覧会に行ってきました。…国立科学博物館がかもされまくっていました。「菌学者の部屋」に樹先生がいたよ! 海洋堂製の菌フィギュアが会場のいたるところに飾られていて、本当に何の展覧…

川瀬巴水展 姫路市立美術館

なんでこの版画家を知っていたのかは思い出せませんが、とにかく展覧会があると聞いて行かなくては! とはりきって姫路まで行って参りました。しかも、前期と後期で作品を総入れ替えするので、2週続けて。行った甲斐がありました…! 川瀬巴水は、明治16(188…

生活と芸術-アーツ&クラフツ展 京都国立近代美術館(岡崎)

ウィリアム・モリスに代表される「日常のなかに芸術を」という運動が生み出した工芸品の、主にヨーロッパと日本の作品を見ることができます。陶器や燭台など、美術品としての価値の高いものもいいのですが、カトラリーや家具など、本当に実際に毎日使ってい…

西国三十三箇所 奈良国立博物館

鼻煙壺1000展 大阪市立東洋当時美術館

中国のかぎ煙草入れのコレクション展。 タバコの葉を乾燥させて粉末にしたものを鼻から吸って香りと刺激を楽しむのがかぎ煙草で、よく海外もののミステリなんかに登場しますね。私などは、話を聞いただけでくしゃみが出そうになりますが。 湿潤な中国の気候…

KAZARI日本美の情熱展 京都文化博物館

日本の美術を「かざる」という視点でとらえ直す展覧会。そんなこと言ったら「美術」は「かざる」という行為そのものじゃないか、と思わなくもないですが、ただ「かざる」のではなく「飾り立てる」という一種の過剰にスポットを当てています。縄文時代の火炎…

「こどものとも」絵本原画展 伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター

昨年、姫路市立美術館でやっていた内容を少しアレンジしたものでした。姫路のときは、規格外の原画や初版本、作家の画材なども展示されていましたが、今回は純粋に原画のみを淡々と展示してあるので、子供には少し退屈かもしれません。お目当ての「くものす…

ルーヴル美術館展フランス宮廷の美 神戸市立博物館

今回の展示物は、かぎ煙草入れや食器、家具、時計など王侯貴族の日用品。こういうのを見るたびに、使ったのかな、これ…と思います。使うにしても、手入れは使用人がして、本人も扱い方を仕込まれてないと、とても普段遣いはできない。よくキャプションにも「…

国宝法隆寺金堂展 奈良国立博物館

ルノワール+ルノワール展 京都国立近代美術館

「みんなのうた」の「ルノワールの展覧会へ行きました」という曲を思い出しながら行ってきました。有名な印象派の画家ルノワールと、彼の息子で映画監督のジャン・ルノワールを紹介した珍しいコンセプトの展覧会です。ルノワールの絵画の横で、ジャン・ルノ…

アンカー展 美術館「えき」KYOTO

チラシの無心に三つ編みをしている金髪の少女に惹かれて見に行ってきました。スイスの澄明な空気や、穏やかな山村の風景、そこに暮らす子供や老人たちが明るくて透明感のある色遣いで描かれています。ルソーに影響を受けて、子どもの教育に情熱を注いだ画家…

インカ・マヤ・アステカ展 神戸市立博物館