2008-01-01から1年間の記事一覧

16冊

文藝怪談実話

鹿男あをによし1

コルセットに翼3

ヘタリア2

もやしもん7

鋼の錬金術師21

大奥4

ゑひもせず

風流江戸雀

046ガンバとカワウソの冒険

シジンの恋人ナギサを探しに「四の島」に渡ったガンバと十一匹の仲間たちは、ナギサと共にいたカワウソの生き残りの家族の別天地を求め、「豊かな流れ」を目指す。「四の島」は四国のこと、「豊かな流れ」は四万十川をイメージしています。ちなみに、ガンバ…

076空とぶベッドと魔法のほうき

むかし青い鳥文庫で読みかけて挫折し、また小人たちシリーズも挫折したこともあって、同作者の本作はいったんは敬遠したのですが、今回はすんなり読めました。たぶん、プライスさんの魅力が分かるようになったからだと思います。この人、普段はイギリス中産…

最新ナンバー155に追いついた!

2005年3月に始めた岩波少年文庫新版を番号順に読もうというマイ企画ですが、やっと現在最新刊の155「オタバリの少年探偵たち」に追いつきました。途中で飛ばした作品が何作かあるので、読破! とは言えないのですが、とりあえずめでたい。 飛ばしてしまった…

155オタバリの少年探偵たち

「野獣死すべし」を書いたイギリスのミステリー作家の児童文学ということですが、私はこの著名なタイトルを読んだことがないので、勝手にハードボイルドでバイオレンスな作風の人だと思い込んでいたので意外でした。…もしかして大藪春彦と間違えてる? さて…

154シュトッフェルの飛行船

著者は、「魔の山」(読んだことありません)を書いたトーマス・マンの娘でドイツの作家です。シュトッフェルはクリストフの愛称で、貧しいボート番の息子クリストフ少年が、アメリカで成功した叔父に生活の援助を求めて飛行船に密航するというお話です。 飛…

153美しいハンナ姫 

ポーランドの昔話をモチーフとした物語集で、お話はだいたい3パターン。他者への思いやりにいちじるしく欠ける悪人が改心する「美しいハンナ姫」「ヴォイテックの冬作物」と、己の身勝手さのなれの果てに悪人が身を滅ぼす「王女さまの手箱」「若かったわたし…

三井寺展 大阪市立美術館

http://miidera.exh.jp/ 三井寺は、天台密教の信仰が篤く、秘仏が多いのだそうです。今回特別に公開されるというので、行ってきました。今週は駆け込みの展覧会が多くて、バタバタしてます…(^^;。いつもまだまだ日がある、と思ってると、いつのまにか終期が…

japan蒔絵展 京都国立博物館

http://japan-makie.jp/ 大学に入学して初めて行った大規模な展覧会が、1995年10月に京都国立博物館で開催された「蒔絵−漆黒と黄金の日本美−」でした。それから本格的に展覧会に行くようになったので、同じ京博で蒔絵の展覧会があるというのは、何か感慨深い…

神戸新聞創刊110周年記念文楽特別講演「艶容女舞衣(あですがたおんなまいぎぬ)酒屋の段」「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋琴責の段」 神戸新聞松方ホール

存命中の人間国宝6名のうち、太夫の竹本住太夫、三味線の鶴沢清治、人形の吉田蓑助、吉田文雀が出演するという豪華な舞台でした。最初に文字久太夫が出てきて、作品のあらすじと見所、聞き所を丁寧に解説してくれたのが、すっごい分かりやすかったです。一昨…

コロー展 神戸市立美術館

この展覧会があるまで知らなかったのですが、チラシの女性像がきれいだったので、興味を引かれて見に行きました。19世紀イギリスで風景や人物を描いて人気を博した画家だったそうです。 私は、絵から物語が読み取りやすい幻想的なものや、歴史画、静物画が好…

レッドクリフPart1

映画好きの友人の希望で字幕版の時間帯を調べていったのに、いきなり日本語が流れるから、本気で焦った。「三国志」初心者にも分かるように入れられた日本人用「これまでのあらすじ」と分かって、心底胸をなで下ろしました。それにしても、なんという親切設…

11冊

霊感工務店リペア怪の巻

KATANA4七支刀

よくさらわれる主人公。ヒロインだなー。今回は、まさかの以下次号! で拍子抜けしましたが、それまでの話は今まで通り面白かったです。成川も夏目と一緒で、京崎や葉月などの現世の友人よりも刀と友好関係深める方が先なのかなあ。まあ、刀たちがほっといて…

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会3

図書だよりのレイアウト、上下どっちがいいだの、右か左かだのいうから、オチはてっきり蝶子ちゃんだと思った自分は万死に値する…。

坂道のアポロン2

恋の矢印は錯綜はしていないけど、みんなきれいに一方通行ってところが泣けます。登場人物総片思い。千太郎と薫の仲違いを引っ張られると嫌だな、と思ったけれど、割とあっさり片がついてよかったです。

当世白波気質3美少女こそ我が悦び

おお、ちゃんと完結まで行くシリーズだったんですね。2巻でふたりの行く末を一旦決定づけた出来事から、また虎がよけいな事をはじめて、一転二転です。それにしても豆狸がやたら格好良くなっていて驚きました。まあ、橘の親分の息子なんだから、血は争えない…

ねこあきない3

あの山越えて13

くたくたになって帰ってきた夜に、収拾のつかなくなった鍋を洗ってくれる歩さんに惚れた! こういう超日常的で具体的なエピソードで性格とかふたりの関係をすっと出せるのってすごいなーと思います。作者はツボをよく分かってる。いつもよく人を見ていて、自…

とりぱん6

作者とは、雪国と南国四国で環境がまったく違うのだけど、「とりぱん」を読むと子どもの頃のことをよく思い出す。いつもはすっかり忘れているけれど、確かに地面を掘るとビー玉が出てきたし、雨の中プールに入っていると暖かかった。「ものを作る人」という…