高橋留美子展 美術館「えき」KYOTO

 楽しかったー! うる星やつらめぞん一刻らんま1/2犬夜叉るーみっくわーるど、企画の6ブロックで構成された高橋留美子の30周年記念企画展です。平日にもかかわらず、老若男女のオタクで賑わっていたような気がしますが、夢中で展示品を見ていたのでよく覚えていません。高橋留美子さんの色遣いって、特に「うる星やつら」の頃は独特だと思っていたのですが、カラー原稿を見ると、とてもきれいで見入ってしまいました。
 会場入ったところで30周年企画のラム、あたる、らんま、かごめ、犬夜叉が登場するオープニングアニメを上映していました。あたるがラムのストラップのついた携帯片手にらんま(女)とかごめをナンパしていて軽く衝撃を受けました。
 有名な漫画家がラムちゃんを描く企画展も壮観でした。一番らしかったのは、あたるに電撃喰らわせている椎名高志ラムちゃんかな。横島はあたるだもんな…。荒川弘あずまきよひこラムちゃんも可愛かった。たくさんの作家さんが、ラムちゃんの横にテンちゃんを描いていて嬉しかったです。諸星大二郎伊藤潤二星野之宣まで描いていたのがびっくり…。一番衝撃だったのは、原哲夫の筋肉質のラムちゃんです。いろんな漫画家さんがメッセージに書いていましたが、私も、お小遣いで一番初めに買った漫画が「うる星やつら」でした。高橋留美子がデビューしたのは1978年だそうなので、ほぼ私の人生と同じ時間を第一線の漫画家として活躍していることになります。途中までしか読んでいない「犬夜叉」を猛烈に一気読みしたくなりました。