2015年夏(7月〜9月)

だい・まん・ぞく!
待てど暮らせど最終回放送のお知らせがないので、これはもう地上波では見られないかと思っていたのですが、もしかして、番組改編成の時期を待って、45分の拡大枠を確保したのでしょうか。
アニメオリジナルストーリーにきっっっちり決着つけたことは、原作ありのアニメ化のひとつの理想を示したと思います。
そして、ここまでのクオリティで作られると、どうしても2期で原作のあれやこれやをやってほしい…と願ってしまうのですが、それはもしかすると監督に対して失礼かも、と完璧にきれいに着地したラストを見て思ったのでした。
アニメがなければ、原作にも出会えなかったので、スタッフには感謝しかありません。

こっちも面白かったー!
よしのんの悔し泣きはシリアスにやってほしかったな。いつものギャグ顔と落差があったほうが、たぶんぐっときた。
でもそれ以外は文句のいいようがなかったです。
ソーマが心・技・体そろって安定した主人公なので、恵ちゃんが裏主人公みたいでした。アンコウのつるし切り、かっこよかった。
深夜枠は録画してみるのですが、本作は仕事帰りにそっこーで見てました。
2期も期待しています。

なんと、魔哭領に入らずに犯人捜しで終わってしまった。
でも、アドレットとフレミーの関係性を丁寧に描いてあって、毎回楽しみました。
天性の人たらしアドレットが、ハンスの信頼を勝ち得る回も面白かったので、こんどはゴルドフを何とかしてあげてほしい。

ゲームのルールは分からないながらも、剣と魔法のファンタジー世界の雰囲気が好きでした。
しかし、ゲーム世界に閉じ込められるという設定、多いなあ。異世界に行くのに、手っ取り早い方法なんでしょうね。

後半、つまり荒川弘のコミカライズ原作がなくなってから、エステルをうまく動かせなかったなー。
原作に沿ったシーンは面白かったので、どうにも残念です。

フィクションは、区切りをつけることに意味がある。
魅力的なパーツがあったのに、何もかもが残念でした。

  • 漫勉

黒い線から、あんなふうに生きたキャラクターと物語を生み出すなんて、漫画家って魔法使いだ!
浦沢直樹さんのするどい解説がわかりやすかったです。
森薫さんや漆原友紀さんのも見てみたいなあ。