原作は、心葉が苦手で途中で読むのをやめたんですが、漫画版では回想形式にしてあるせいか、キャラクターの鬱屈があまり気にならなかったです。天野先輩がすごく好きなので、コミックの形でまた会えてよかった。

シャーロック・ホームズマニアの大学教授と女子大生が、ホームズ物語の謎とともに、人の心の謎と出会う連作短編集。しみじみ。

巻末に載っていた“The Economist””THE TIMES”の記事邦訳がおもしろかったです。少し前に「聖☆お兄さん」を展示していることが判明して話題になった大英博物館ですが、今回の宗像教授の渡英も、博物館側のオファーで実現したそう。

マイナーな出版物だと思ってたのに（失礼）、駅前の本屋に平積みしてあってたじろぎました。今回は、完璧すぎて旅行もできない神奈川が可愛かったです。高知よさこいは、やっぱり『夏のくじら』を思い出しましたー。 ３ではぜひ四国の狸伝説を！（どう盛り上…

夏目が、田沼やタキと走り回っているのを見るのは、なんとも言えずとても嬉しい。もののけたちと上手くやっていくのも大切だけど、夏目は人間なんだから、こけつつまずきつつでも、人間とあたたかい関係を築いていけるような人になってほしい。「視えない」…

日本SFはタブーを設けずに、あらゆるものに懐疑のまなざしを向け、宗教にも思想にも歴史にも絶対的に身を委ねない徹底した批評精神を、ニヒリズムに陥ることなく抱き続けるという不断の努力を通じて、独自の発展を推し進めつつあった。