2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

23冊

『天から送られた手紙』

天体戦士サンレッド1〜11

とうとう最新刊まで読んでしまった。アニメでハマったので、1巻のかよ子さんにはビックリしました。やっぱりかよ子さんは美人じゃないと! どのキャラも好きだけど、私にしては珍しく肉食系男子のサンレッドがいいな…と思うのは、かよ子さんがレッドを好きだ…

江戸の検屍官

原作者の『平安京の検屍官』は読んだことがあったけど、別の時代ものも書いていて、しかもそれを『公家侍秘録』の高瀬理恵さんが漫画化してるなんて知らなかった。原作の雰囲気を反映してか、少々バタ臭い感じがしますが、江戸時代の検死技術に対する興味を…

放浪の家政婦さん

こちらが第一作目。「ピリ辛の〜」で料理がおいしそうとは思わなかったというのは、単に作れそうな料理がなかったという僻みです、ごめんなさいm(_ _;)m。きゅうりのアンチョビ炒めはつくってみました。さっぱりしていて美味しい。アンチョビは常備している…

ピリ辛の家政婦さん

マンガ食堂で取り上げられていたので、手に取ったのだけど、特別食事がおいしそうとは思わなかったなー。というより、登場人物達が強烈過ぎて、料理シーンが吹っ飛んだ(笑)。身長185cmでド貧乳の万能メイドの里さんかっこいー。フツウの性とか「家族」の形…

水域 上・下

漆原さんの絵柄で雰囲気で、現代物ってどうなるんだろう、と不安に思ってました。でも、幻想と現実が密接に絡まりあって濃密な世界を作り上げる、漆原さんらしい作品でした。うれしい…。 身の裡に異界を沈ませて日常を生きていく、というイメージは、『蟲師…

諸怪志異第一集

再録集なのに買ってしまった…。諸星大二郎は、一度見たら忘れられないようなインパクトのあるシーンをいくつも残しているけれど、「幽山秘記」の人体がひっくり返る絵もそのひとつ。

WOMBS2

2巻目ともなると、だいぶ設定にも慣れてきて、落ち着いて読めました。でもあいかわらず容赦ない…。正義や救いが、どこにもないような世界で、命がけで戦う転送兵の未来を思うと身体が冷えてきます。しかし、最後まで見守らずにはいらません。 座標空間のふ…

解剖医ハンター1・2

18世紀イギリスに実在したという解剖医ジョン・ハンターの架空伝記漫画。とにかくネタになった史実自体が面白すぎて、ややごちゃごちゃして見える劇画調の画面も気になりませんでした。The Lunar Society(『空気の発見』で知りました)や、キャプテン・ク…

おしいれのわらしさん1

裸Yシャツの少年ってどうなんだ。『ひまわりさん』のときも思ったけれど、メディアファクトリーの作家さん達はご自分の趣味嗜好にとてもまっすぐですね! 世界の中心でこっそり愛を叫んでいるっぽくて、いっそ清々しいです。読み始めて、某都にケンカ売って…

ひまわりさん

もっと百合っぽいのかと思っていましたが、爽やかでかわいいお話でした。まつりちゃんの気持ちが、年上の女性に対する若い女の子らしい憧れの範囲に収まってるからかな。まつりちゃんと一緒にひまわりさんにときめくのが、楽しい読み方の一つです。黒髪長髪…

みしかか!

わはは、ヘンな話ばっかり。でもちょっとスベりがちですね(苦笑)。こういうにぎやかなドタバタギャグに関しては、ファンタジー要素が強いものより、『ばらかもん』や「Clergy☆Punk」みたいな身近な設定の方が面白さが際立つと思います。

雨柳堂夢咄 其ノ十三

好きな雪華文様が主題の「雪華の箱」、道具の意匠が意外な役割を果たす、ある意味とても雨柳堂らしい「夏のしつらい」、もののけいっぱいが楽しい「夜伽の客」が好きです。 もう、ライフワークってことで、1年に1作、5年にコミックス1冊のペースでもいい…

オカルトの帝国

見えない世界の覗き方

ロウソクの科学

「空気の発見」に比べて読みづらかったのは、記述がほぼ公開実験の様子を説明したものだったからでしょう。ある程度、実験が頭に浮かばないと、何が起こっているのか分からない。付録の「ファラデー 人と生涯」のように「物語」になっていると、すんなり入っ…

空気の発見

科学はわからなくても科学史は面白いです。時代の空気を反映しているのか、権力者vs科学者(真理の探究者)の図式はやや安直すぎるのでは…と思わなくもないところが僅瑕かな。当時の科学水準や発見時のエピソードと、基本的な化学の知識がバランスよく、かつ…

御師弥五郎 お伊勢参り道中記

「御師」という職業やお伊勢参りのシステムに、雑学的な面白さがあるけれど、ほぼそれだけで読ませた、という感じで、キャラクターや個々のエピソードは物足りません。雑誌の連載だったせいか、各話のつながりやエピソードの畳み方も中途半端だし、単行本化…

オルゴォル

自分にとって、朱川湊人さんの作品は、好きなものとそうでないものとが、結構はっきりと分かれてしまうのですが、本作は苦手な部類でした。メッセージ性があるのはいいし、それに賛同しないではないけれど、やや説教臭さが前面に出過ぎと感じました。

影法師

天才肌の彦九郎よりも、実は勘一の方が社会で活躍できることを示唆するエピソードが、物語冒頭からあちらこちらに巧みに織り込まれているので、たぶんこうくるだろうな、というところに落ち着きました。それはいいんですが、後半は少し急ぎ過ぎたような感じ…

背表紙は歌う

作家、編集者、出版社営業、取次業者、書店員、本に関わる人たちが、お互いに交流しながら出版文化を盛り立てていこう、としているのが、なんかこう、羨ましいな…と思いました。こういう輪に図書館員も入っていけたらいいのに。しかし、表題作を読んで初めて…

玉工乙女

取り分けて、事件らしい事件は起こらないけれど、作品の持つ雰囲気の心地よさに身をゆだねていたら、いつの間にか読了していました。彫紐にゆかりのある二人の少女が主人公というので、いつ出会って友情を育むのかとわくわくしながら読み進めていたので、あ…

ピスタチオ

後で感想を…書けるかなあ。とある一行に鳥肌が立った。

片山津温泉〜山中温泉

片山津温泉 柴山潟 中谷宇吉郎雪の科学館 うまいこと団体客が来ていたので、混じって館長直々の説明が聞けた。実験装置のなかで結晶が生まれる様子がキレイだった。 山中温泉 鶴仙渓遊歩道 金沢〜大阪(サンダーバード) ただいま

金沢〜粟津温泉

霙混じりの雨が降っています。サンダーバードの車窓から見た内陸部はさすがに雪が積もっていたけれど、金沢はほとんど溶けちゃってて残念。 石川近代文学館 「幻想迷宮 画業三十周年記念波津彬子原画」展開催中 波津彬子さんのカラーの美しさは多くの人が絶…

波津彬子の原画を見に行く

いってきます