2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

僕らが死体を拾うわけ

なにわホネホネ探検隊の関係者はこの人の教え子だったのか。 在野の研究者とまではいかない、自然をひたすらおもしろがって観察している身近さがよかったです。研究者は、まだ誰も解明していないことに取り組まないといけないけど、著者は、すでにわかってい…

猫絵十兵衛御伽草紙4

なんにも事件が起こらない、猫たちのお正月の過ごし方の回みたいな話作りの方向でいいんじゃないかな。江戸なかの習俗や昔話をうまくストーリー作りに落とし込んでいるところがこのシリーズのよさだと思うので。

シュトヘル4

西夏文字を滅ぼそうとしている大ハン側の事情もわかってきて、ますます面白くなってきました。ただ、なぜ現代から始まったのかは謎のままなので、20巻くらいの長編になるのかなあ。 ユルールも可愛いけど、スズキさんにも早く再登場してほしい。

竜の学校は山の上

わお、おもしろーい。どれも設定が楽しいけど、「現代神話」や表題作みたいに現代にケンタウルスや天使や竜が暮らしているのがよりよかった。たぶんどちらかというとファンタジーよりSFに惹かれる体質なんだろうなー。異文化、異種の交流や摩擦というテーマ…

あの山越えて18

大人になりつつある元教え子たちとのやりとりが軸なので、時間の流れや変わっていくもの、変わらないものという、私の好きなテーマのエピソードが多かったです。君子さんの意外な過去が明らかに。

先生と僕〜夏目漱石を囲む人々〜2

前作に負けず劣らず面白かったです。三浦しをんが「皆さん、先生のこと好きすぎ」と帯で突っ込んでいたけれど、作者も夏目漱石好きすぎです。 5/7からNHKで始まった「サラメシ」という番組で、夏目漱石が好きだったというランチメニューが登場していました。…

平台がおまちかね

マドンナがふっくら系美人でした。注意深くないうえ忘れっぽいので驚いたけど、原作にそういう記述があるんだろうなあ。先入観てこわい。

なごみさん3

(モーニング KC)" title="なごみさん(3) (モーニング KC)" class="asin"> まさかの完結編。最後まで夢オチと信じていたので、うっちゃり投げを食らったような感じです。

拝み屋横丁顛末記14

まさかの長編。なにがどうしてこうなったんでしょう。 ストーリー上はいてもいなくても関係ない三爺ですが、作品上は不可欠だよ! 三爺に輪をかけて最近正太郎の影が薄いなあ。

テルマエ・ロマエ3

風呂文化って奥が深い…。 ネタ漫画のように思いがちだけど、これって歴史漫画でもあるんですよね。続き物とするなら、歴史の方に重点を移した方がストーリー作りはしやすいだろうに、あくまで「風呂」がメインなところに作者の果敢さを感じます。 そういえば…

魔法使いの娘ニ非ズ

前作のレビューもあちこちで見かけたはずなのに、その時はなぜか食指が動かなかったんですが、あるブログで「百鬼夜行抄に似ている」とあって、俄然読む気になりました。そういえば「グリーンウッド」の怪談話は面白かったなあ。さっ、「魔法使いの娘」を読…

12冊

(モーニング KC)" title="なごみさん(3) (モーニング KC)" class="asin">