2011-01-01から1年間の記事一覧

15冊

ありをりはべり1〜6

カミサマたちのまったりライフも楽しいですが、地歴部の部活動が一風変わっていて面白いです。

コランタン号の航海 ロンドン・ヴィジョナリーズ2,3

いつのまにか続きが出ていた…。趣味全開のすがすがしい作品なので、無事に最後まで出てほしいです。

魔法使いの娘1〜8

まとめて読むとクライマックスあたり、ややとっちらかった印象だけど、ラスボスが常軌を逸したヘタレゆえの迫力がありました。

妖怪アパートの幽雅な日常1

原作を読みそびれてウン年。絵柄が好みなのでとりあえず漫画から。

聖お兄さん7

リューシカ・リューシカ3

リューシカの見る世界が楽しいシリーズ。雨の日は「ぞおおおおきいいいんをおおおお しいいいぼららなきゃあああああ」と巨人ががんばっているんだな、と思うとニヤニヤしてしまう。

ラプンツェルと5人の王子

オリジナルの「黒い魔女」の物語を縦糸にしているので、一冊の本としてのまとまりがよかった。それにしてもどういう変奏をしても面白いグリム童話の底力はすごい。

神隠し寮奇譚1

こういう文化に縁がないのでどう呼ぶのかすらわからない。う〜ん、なんだ、トーキョーのシブヤ…とかハラジュク…とかにたむろする音楽やファッションがすきな男子を表す言葉はあるんだろうけど、わからないのでぼんやりするよー。そういうおしゃれっぽいのは…

シュトヘル5

ユルールがすごい成長してかっこよくなってしまった…! どの陣営も抱えてるものが重すぎてくたびれるけど、物語が加速し出したので1巻に比べると爽快感がある。赤い髪で悪霊憑きのはスドーは、ちょっと陽子(©十二国記)を連想させますね。

ナナマルサンバツ2

強力ライバル登場でバトル漫画的に盛り上がってきました。素材がクイズという個性的な競技だからといって、それだけで面白い漫画ができるわけじゃなくて、王道の展開にうまくトリビアを織り交ぜて読者の興味をひっぱる著者の物語の構成力がすごい。絵柄は文…

神は細部に宿るのよ2

前作では、共感するところは多いけど、出てくるおしゃれ用語がさっぱり分からないから、オシャレの川下も住みにくそうだな…と思っていたら、2巻で共感100%の川辺が登場。その名もアウトドア・スポーツファッションの岸辺。スニーカーに靴下、ストレッチ素材…

ドリフターズ1,2

ネットのレビュー読んだらやたら面白そうなので探したら、1巻がなかなか見つかりませんでした。「繕い裁つ人」もそうだったけど、話題になり始めが一番探しにくい。今はどこの本屋でも平積みですけどね。見栄の切り方とか藤田和日朗っぽいです。エゲツナイ描…

旅人の樹

構造は同じと作者は言ってるけど、気がつかなかった。皇太子やドクロやロバみたいなキャラクターが、引っかきまわして最後は機械仕掛けの神みたいに丸く収めちゃうところとかが面白いからいいんじゃないか。

カナシカナシカ

「取り換えっ子」のおはなし。重ねた時間が帰るべき場所を作る。死んだ子も取り換え子もそれぞれに大切な人に想われている…淋しさや哀しさが心を温めてくれる、そんな優しい物語でした。

6冊

灯の降る宿

絵は好きだけど、お話は薄め。実在の温泉街が舞台なのかーと思いましたが、最近は架空にしなくてもよくなってきたのか。

星河万山霊草紙1

どうもわたしは三角関係の負けそうな方に肩入れしてしまうのだけど、やっぱり望音ちゃんの肩をもちたくなってしまう。人を好きになると、エゴがむき出しになっちゃって、まだ若い望音はそれをちゃんと隠し通せなかったんだな…と思うと切ない。

天体戦士サンレッド13

蛍火の杜へ 愛蔵版

ひとみしり道

世の中には周囲からはそう思われてなくても、自意識として「自分はひとみしりである」思ってる人がたくさんいるんだなあ、と安心する。著者くらい話題が豊富なら、ひとみしりしなくてもいいだろうと思うんだけど。

ココロミくん1,2,3

『ばかスイーツ』が面白かったので。ネタ切れして後半面白くなくなるのかと思ってたんですが、3が一番楽しかった…のはやはりわたしが食べ物ネタが好きだからか。いろいろなウィンナーでタコウィンナーとか、いろいろな豆で豆大福とか、実際作ってみたい気が…

Under the Rose7春の賛歌

登場人物がみんな目の下にクマ作ってるよ…どんより。アンナの幻の中でアーサーが投げつけた言葉は、彼女自身が繰り返し自分を苛んできた言葉なんだろうか…と思うと息苦しさに吐き気がする。

純潔のマリア2

しまった。電車で読むにはちょっと恥ずかしい絵面だった。恥ずかしいけど、圧倒的な画力。15話なんて台詞がひとつしかないのに怖くて厳粛で、ページをめくる手が震えてしまう。こんなに画に呑まれたのって「エマ」以来かなあ。 次回予告がすごいネタばらしな…

レディ・シノワズリ1

霊虎を連れた謎の美女レディ・シノワズリだけど、過去が語られることはなさそうかな。理詰めで物語を構築せず、ふわっとした雰囲気で読ませる作風は、実は現代ではちょっと珍しいのかも。

夜明けの図書館

レファレンスって謎解きにもヒューマンドラマにも適した小道具だと思うのですが、うまく生かされていてわくわくしました。以前『おさがしの本は』で不満に思った点が、別の作者の別の作品ですが解消されてなんだか嬉しい。第3話の「影」の正体はすぐにピンと…

あの山越えて19

はいはい、ごちそうさまでした。犬も食わないものにごちそうさまもなにもないですが。夫婦喧嘩とお父さんの大冒険が面白かったー。さすがに19巻にもなると、それぞれの登場人物のエピソードがうろ覚えなになってきたので、今度帰省した時に読み返したい。

空声

1話目と2話目が好き。2話目のオチはよくあんなこと考えつくなーと。はっ、まさか実体験とか。

草子ブックガイド

絵も、物語もそうとうクセがあるけれど、ものすごく熱いものを秘めていてぐいぐい引っ張りこまれてしまう。塩崎くんみたいな子がカポーティーをいきなり読めるか、というと、これがほんとに読むんだよね。きっかけと興味ととっかかりさえあれば、こどもは本…

坂の上の魔法使い

id:psycheNさんとid:teatreeさんのおすすめ。レビューに続きがあるって書いてあったにもかかわらず、すっかり忘れていて最後のページで驚いた。こういう終わり方なら、巻数表示は付けといてください…!>出版社さま 2巻でタイトル変わってたら、出たことに気…