2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

21冊

杉村顕道怪談全集彩雨亭鬼談 山田野理夫東北怪談全集

風の少女エミリー

BSの再放送終了。放送当時、見逃した回も全部見られて、しあわせです。そして、このアニメのよさは、エリザベス叔母さんの完璧なツンデレぶりにあると再確認しました。「ツンデレ」という言葉は、大安売りされている感がありますが、最後の最後まで「私は義…

ブラタモリ

祝・第二弾。そして、祝・再放送。 なぜか、周囲の視聴率がとても高かった番組。見逃した回もあるので、4本と言わず、全部再放送してほしい。

鶴瓶の家族に乾杯「向井理 島根県安来市」

「ゲゲゲの女房」で村井茂を演じている向井理さんが、ヒロイン布美枝さんの故郷である安来市を訪れました。これは見なくては! 当然のように、布枝さんの実家のある大塚を、訪ねていたのですが、実家の間取りがセットそっくりなのに驚きました。いやいや、セ…

怪談実話コンテスト傑作選 黒四

おんな作家読本 明治生まれ編

科学と神秘のあいだ

ぼくの宝物絵本

澁澤龍彦ドラコニア・ワールド

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苔とあるく

倉敷の古本屋「蟲文庫」店主さんによる、コケ観察のススメ。著者の「好き」な気持ちがびしばし伝わってくる誠実で、丁寧なコケ観察のやり方の説明に、浅生ハルミンさんのイラストときれいなコケの写真が満載されており、簡潔にして用を得た一冊でした。読み…

抜け参り薬草旅

厠の怪 便所怪談競作集

予想を覆して、明るいジェントルゴーストストーリーを書く人がもう少しいればよかった。一つ一つの作品で描かれる陰惨さは、面白いんだけど、続けて読むと食傷してしまう。編者もそう思って、「縁切り厠」を最後に持って来たんだろうなー。

もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ

大森望の解説はもう信じないぞー。確かに解説をよく読むと、作品そのものを褒めてる文章は少ないんだよね…。好きな先行作品が並べてあったので、つい騙されてしまった。 ええと、文章が、設定集を読まされているみたいで、小説を読んだ気持ちになれませんで…

闘技場

星ねずみ みどりの星へ 反抗 事件はなかった 闘技場 回答 ノック 人形芝居 狂った星座 任務完了 おそるべき坊や ユーディーの原理 不死鳥への手紙 終 坂田靖子・波津彬子・橋本多佳子の漫画で名前だけは知っていたフレドリック・ブラウン。シニカルだけど、…

龍之介怪奇譚

芥川龍之介の周辺で、彼が自作に描いたのと同様の事件が起こる、という筋書きだけど、元ネタの作品と、起こる事件が似過ぎていて、ひねりが足りないような、物足りなさを感じました。

第七官界彷徨

文字組みって大事だなあ、と思った。ちくま文庫『尾崎翠集成』で苦心したのがウソみたいにするする読めた。桜庭一樹的世界だな、と思うのは逆転しているのだけれど、これからのたいていの読者は、尾崎翠からじゃなくて、尾崎翠を愛し、影響を受けた現代の作…

燃えるスカートの少女

堀江敏幸氏の解説が、この短編集の読後感を丁寧にすくいとっている。こういう奇妙な、としか言いようのない「感じ」を、なんとか説明しよう、伝えようとして、言葉を駆使できる人を尊敬する。あと、訳者の日本語の選び方も、とてもうまいんじゃないかと思う…

ゲゲゲの女房「私、働きます」

好事魔多し。なかなか生活が楽にならない水木家なのでした。 それにしても、主人公は、すでに結婚しているというのに、どうしてこんな恋愛以前みたいな甘酸っぱいもじもじ感があるんだろう。プレゼントを渡したり渡されたりして、お互い照れてる所なんか、初…

視えるんです

ヘタリア3

BAKUMAN8

金魚屋古書店10

あの山越えて16

港町猫町

幾百星霜2

季刊誌のコミックの困ったところは、次巻が出る頃には、前の巻のストーリーを忘れていることだ。買った本は片っ端から倉庫(実家)に送っちゃってるから、人間関係がさっぱりわからない…。

猫絵十兵衛3

オリジナルストーリーになって、ややパワーダウンしたような気がする。

あけぼのソックス

表紙の女の子の笑顔につられて。そして、一話目の「わき水」で打ちのめされる。生理的に気持ち悪くて(褒めてます)、白井弓子の「ウームズ」級に吐きそうになった(褒めてます)。後半の作者の自伝的漫画も、作者に自分の脳内をのぞき見られているような錯…

のだめカンタービレ24

うーん、R☆Sが絡むとどうして、こんなに面白いのかな。のだめに強力な(笑)ライバル出現で、恋も舞台もどうなるのか続きが楽しみ。

ゲゲゲの女房「消えた紙芝居」「父の上京」

イタチが出てきて、またインチキ商法をでっちあげるのかと思ったら、意外と「いい人」の役回りでした。せっかく茂に忠告するも、信頼度の低さからあっさり追い払われちゃってましたね。ねずみ男のよさは、<こすい・せこい・ずるい>:<ちょっといいやつ>…

五月花形歌舞伎「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」「蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)」 御園座 その2

「夏祭浪花鑑」 序幕 住吉鳥居前の場 二幕目 難波三婦内の場 大詰 長町裏の場 序幕は、侠客達の粋で爽やかなやり取りと、大阪らしい笑いを楽しむ明るい場面。それが、大詰では、陰惨な殺しの場面に一転します。いやー、義平次にひと太刀浴びせてから、止めさ…