2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ビーストオブイースト4

図書館の主1

ネクログ2

ダークチャイナファンタジー。可愛い女の子がたくさん出てくるので、あんまり酷い目に合わないでほしいけど、著者はその辺容赦なさそうだ。きゃー。

幇間探偵しゃろく2

柔らかい線や、戦前の花街の風俗を盛り込んだ設定などの全体の雰囲気はすごく好きな。「鳥兜」みたいなやりきれない話ばかりだとしょんぼりするけど、いい話もちゃんとあって全体のバランスもよし。

拝み屋横丁顛末記15

三爺好きだけど、口の軽い男は嫌いだな、とかちょっともやっとしていたけれど、東子さんの「一人減れ!」の罵倒に溜飲が下がってしまった。ひ、ひどい(爆笑)。ちょっとダメダメな東子さんがすごく可愛かった。ラストシーンはほろり。

中国嫁日記

ネット上で漫画や小説読んだりめったにしないので、こうやって面白い作品が書籍化されるのはすごくうれしい。描き下ろしも多くて、誠実な感じ。ニヨニヨ漫画です。月さんかわいいなあ!

追ってくる怪談 緑の本

対の「青い本」より怪談はこちらの方が怖め。「青の本」では主人公の蒼が怖がりなので手加減したのかな。このシリーズは、よく知られたネタをアレンジしていることが多いのだけど、デジカメの顔認証を使った怪談は、他では聞いたことないものだった。新しい…

呼んでいる怪談 青い本

黒と赤よりも対の構造が分かりやすかった。相変わらず竹岡美穂さんの表紙が素晴らしい。短い怪談がたくさん入っているけど、こちらはよくある怪談の焼直しが多かったかな…。その中で、一番恐ろしかったのが、冒頭に出てくる「海水でびっしょり濡れた本」です…

5冊

妖怪学の基礎知識

怪談和尚の京都怪奇譚

百物語 第十夜

ひとり百物語 闇より深い闇

九十九怪談 第四夜

なぜ怪談は百年ごとに流行るのか

遠く不思議な夏

夏休みごとに訪れていた母の実家での不思議な記憶の断片を取り集めた短編集。親戚のおじさんに昔話を聞かせてもらっているような、派手ではないけれど記憶の片隅に引っかかる静かで懐かしい雰囲気のお話でした。装丁が素晴らしい。

英国パラソル奇譚 アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う

表紙と邦題の勝利。あらすじやあおり文句から期待したものとは違いましたが、ハーレクインばりのべたべたのロマンスが秀逸でぐいぐい読んでしまいました。ツンデレ×ツンデレいいですね! アレクシアと言い合いをした直後のマコン卿が、大真面目に「あんなに…

備前風呂屋怪談 湯女の櫛

最近は作風変わったかと思っていたけれど、「ぼっけえ、きょうてえ」みたいな作品をまた書いてくれてとても嬉しい。岩井志麻子女史は、えげつない暴露本からこういう上品な語りものまで芸風が広すぎてチョイスに困る。 お藤の語る妖しの物語は、残酷な生臭い…

新日本風土記スペシャル「妖怪」が、BSプレミアムでしか放送されないとわかって、一瞬絶望したけれど、NHKオンデマンドで無事に見られました。「シャーロック」も配信してくれるらしいし、ありがたや…。しかし、視聴してみると、とてもいい番組だったので、…

4冊

妖しき我が家 家の怪談傑作集

妖獣霊異誌

伝承怪異譚 語りのなかの妖怪たち

続ける技術

本書では、「続けられない」ことで何かが身につかなかったりする損失より、そういう自分に自信を失うことのダメージを指摘していて、これはなるほど!と思った。 自分は、基本的に三日坊主で、「続ける」のは大の苦手なのだけど、何がいやって、終わりが見え…

天才探偵sen6迷宮水族館

今回の犯人はちょっとびっくり。いままで千が扱ってきたのって、小学生には手に余るくらいの大きな事件ばっかりだったけど、それ自体がひっかけになってた。水族館の楽しいけどちょっと怖い感じが出ていて懐かしかったです。子どもの頃、水族館て恐怖スポッ…

見とこ、知とっこ、トコトコ関西

題名かわいい。関西女子組かわいい。案内人してくれた人たちを「うちのトコでは」のキャラで代表させてるので、画面がなごむ和む。 関西と言っても、京都市内、大阪市内、神戸に限定されてますが、関西の代表的な町ってことで。これに奈良が加わればだいたい…

心星ひとつ みおつくし料理帖

怒涛のように畳みかけてみたなあ。種市さんも芳さんも、決断を澪にゆだねるのはちょっとずるいんじゃない、と思ったけど、りうさんのいう通り、最後は澪自身が決めないと意味がないんだよね…澪の下さないといけない決断の重さにめまいがする。 でも、いつも…

51冊

雑草と楽しむ庭づくり

「庭づくり」の観点から雑草をまとめた本。 ガーデナーにとって、植えた植物の栄養をとってはびこる雑草は厄介者だろうけど、この本では、雑草を土から根絶するのはムリ、と開き直って、グラウンドカバーに利用したり、花の美しさや生えることの効用を説いた…