2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

群青学舎3

エマ10

もやしもん6

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない下

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない上

あの山越えて12

あっちこっちでラブラブだったり、壊れそうだったり。おかあさんの姑さんの話がインパクト強かったなあ。おそらく私は経験しないですむでしょうが、周囲の話を聞くだけでも一種独特の緊張関係がありますね。前巻で、そんなんで大丈夫かと心配だった広志さん…

おおきく振りかぶって10

花井君がもやもやして、ミハシがちょっと成長してて、田島はあいかわらずおっとこ前で、この3人がぶつかって言い合いするところは、ほんとに嬉しかった! ミハシは、ちゃんと意見言えるようになった〜。うまくかみ合わなかった二人だけど、ミハシは花井君に…

幾百星霜1

「オレンジロード」…は古すぎるか。女性の方が背の高いカップルの漫画って他にもたくさんあったと思うのに、出てこない。「130センチのダンディ」は年の差だったっけ。とにかく、おっとりした敦子さんの可憐な乙女心にときめきっぱなしでした。保太郎君は、…

帝都雪月花昭和怪異始末記

とか思ってたら、2巻目からはストーリー漫画に。うん、やっぱりこっちの方がしっくりきます。コマ割りのせいか、ネームのせいか、若干話が見えにくいですが、柔らかい線の絵が好きなので、楽しく読めました。一筋縄ではいかない半妖怪の妖怪ハンター秀真より…

帝都雪月花昭和余録

妖怪退治ものの4コマというのは、意外なコンセプトだった。これ、作者に長編のコマ割りができないから無理に4コマにしているのか…? 物語性があるのに、4コマでいちいちオチをつけるのも大変そうだけど。ノワールな雰囲気がただようところは、「宵闇眩灯草紙…

さらいや五葉

銀太の顔の一件は、一瞬007みたいなSFネタかと思ってしまった。そんなわけがない。銀太が五葉をかき回しているのと、ほとんど関係ないところで弥一の過去が徐々に明るみにでつつある。案の定血なまぐさそうな過去なので、政の字や銀太が巻き込まれないか心配…

春期限定いちごタルト事件前

これも、成功したコミカライズと言えると思う。「小市民」と自称することそのものが、すでにアイタタな感じの小鳩君のかわいげのなさが、表情とかによく出てる。小山内さんは、まだ「狼」をうまく(読者に)隠しているので、それが露わになる後半が楽しみだ。…

あふがにすタン

「ヘタリア」の話を妹にしたら、「それってあふがにすタンみたいなもん?」と聞かれて、なんじゃいそれ、と問い返したら貸してくれた。国の擬人化漫画ってあるんだなあ、恐るべし日本人。アフガニスタンやパキスタン等、中東の国々と、ロシア、イギリス、ア…

チキタGUGU8

終わっちゃった〜。53話と54話の間に1話落としているような気がしなくもないんですが、こういう伏線忘れまくりのグダグダな終わり方はTONOさんらしいっちゃらしい。本当のラストよりも、クリップが去っていくシーンの方がぐっときた。生きることに迷い、苦し…

KATANA3妖刀

「やぐらの刀」襲はあいかわらずかっこいい…けれども、その腕をザバーッとかって他にビジュアル的にどうにかならなかったのかなあ(泣)。うち捨てられ、救えぬ悪鬼と化した朽ち刀にも、ちゃんと救いのある結末を用意するかまたさんの作風が好きです。「妖刀…

8冊

135牛追いの冬

ランゲリュード牧場の両親は農場の仕事で忙しいので、オーラたちは、子どもたちだけで仕事の手伝いをしたり、遊んだりします。それが、死んでもおかしくないくらい危険なことが多い。エイナールなんて、すくなくとも5回は死んでます。こんなにほったらかしで…

134小さい牛追い

「やかまし村」と同じく、北欧(ノルウェー)の小さな村に住む姉妹たちの日常生活を描いたものでした。私はジャンル小説が好きなので、こういう日常生活淡々系は、続くと飽きるのですが、オーラとエイナールの行動がおもしろかったので、最後まで読めました…

133かるいお姫さま

「かるいお姫さま」「昼の少年と夜の少女」 児童書ながら、実に官能的な物語でした。マクドナルドは「お姫さまとゴブリンの物語」の作者ですが、あちらのシリーズとは少し趣が違って、登場人物の性格が昔話のように類型化されているのと、乾いたユーモアに富…

132浦上の旅人たち

明治初期、禁教を解かれたはずの長崎隠れキリシタンの受難を描いた歴史小説でした。外圧によってあからさまな弾圧はなくなったものの、隠匿される形でキリシタンへの迫害は続いており、その一つが信徒たちを故郷から引き離し、全国の藩に流罪して改教をせま…

131星の林に月の船声で楽しむ和歌・俳句

詩人の編んだ、大変可愛らしい詩歌集です。短い解説に鑑賞のツボがきちんとおさまっているところや、線と面を効果的にあしらったデザイン的な挿絵に、清少納言が「うつくしきもの」と評したちいさいものの愛らしさを感じます。本の作りは可愛らしい一方、収…

究極の文房具カタログ

日本化け物史講座

江戸怪奇標本箱

赤いヤッケの男

中国百物語

読書はパワー

さいでっか見聞録

「妖怪に会う方法」の演題につられていった講演会が、会場大爆笑のおもしろ話だったので、ご本人に興味を持ってエッセイ集を読んでみました。 期待にそぐわぬおもしろさで、げらげら笑いながら読んでしまいました。自信の子ども時代や、自分の息子たちの、子…

遠まわりする雛

「やるべきことなら手短に」「大罪を犯す」「正体見たり」「心あたりのある者は」「あきましておめでとう」「手作りチョコレート事件」「遠まわりする雛」 甘酸っぱい…甘酸っぺえよ! ホータロー君それは…だ。しかし言ってしまうのは、なんだか無粋なような…

130やかまし村はいつもにぎやか

解説:長谷川摂子「やかまし村讃歌」 「ほう! ほう! そうだ、そうだ」と言ってくれる足も目も不自由なアンナとブリッタのおじいさん。このおじいさんが、最後まで健在で、おだやかなやかまし村の生活が、このままいつまでも続くのだという余韻を残して終わ…