2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

三井寺展 大阪市立美術館

http://miidera.exh.jp/ 三井寺は、天台密教の信仰が篤く、秘仏が多いのだそうです。今回特別に公開されるというので、行ってきました。今週は駆け込みの展覧会が多くて、バタバタしてます…(^^;。いつもまだまだ日がある、と思ってると、いつのまにか終期が…

japan蒔絵展 京都国立博物館

http://japan-makie.jp/ 大学に入学して初めて行った大規模な展覧会が、1995年10月に京都国立博物館で開催された「蒔絵−漆黒と黄金の日本美−」でした。それから本格的に展覧会に行くようになったので、同じ京博で蒔絵の展覧会があるというのは、何か感慨深い…

神戸新聞創刊110周年記念文楽特別講演「艶容女舞衣(あですがたおんなまいぎぬ)酒屋の段」「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋琴責の段」 神戸新聞松方ホール

存命中の人間国宝6名のうち、太夫の竹本住太夫、三味線の鶴沢清治、人形の吉田蓑助、吉田文雀が出演するという豪華な舞台でした。最初に文字久太夫が出てきて、作品のあらすじと見所、聞き所を丁寧に解説してくれたのが、すっごい分かりやすかったです。一昨…

コロー展 神戸市立美術館

この展覧会があるまで知らなかったのですが、チラシの女性像がきれいだったので、興味を引かれて見に行きました。19世紀イギリスで風景や人物を描いて人気を博した画家だったそうです。 私は、絵から物語が読み取りやすい幻想的なものや、歴史画、静物画が好…

レッドクリフPart1

映画好きの友人の希望で字幕版の時間帯を調べていったのに、いきなり日本語が流れるから、本気で焦った。「三国志」初心者にも分かるように入れられた日本人用「これまでのあらすじ」と分かって、心底胸をなで下ろしました。それにしても、なんという親切設…

11冊

霊感工務店リペア怪の巻

KATANA4七支刀

よくさらわれる主人公。ヒロインだなー。今回は、まさかの以下次号! で拍子抜けしましたが、それまでの話は今まで通り面白かったです。成川も夏目と一緒で、京崎や葉月などの現世の友人よりも刀と友好関係深める方が先なのかなあ。まあ、刀たちがほっといて…

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会3

図書だよりのレイアウト、上下どっちがいいだの、右か左かだのいうから、オチはてっきり蝶子ちゃんだと思った自分は万死に値する…。

坂道のアポロン2

恋の矢印は錯綜はしていないけど、みんなきれいに一方通行ってところが泣けます。登場人物総片思い。千太郎と薫の仲違いを引っ張られると嫌だな、と思ったけれど、割とあっさり片がついてよかったです。

当世白波気質3美少女こそ我が悦び

おお、ちゃんと完結まで行くシリーズだったんですね。2巻でふたりの行く末を一旦決定づけた出来事から、また虎がよけいな事をはじめて、一転二転です。それにしても豆狸がやたら格好良くなっていて驚きました。まあ、橘の親分の息子なんだから、血は争えない…

ねこあきない3

あの山越えて13

くたくたになって帰ってきた夜に、収拾のつかなくなった鍋を洗ってくれる歩さんに惚れた! こういう超日常的で具体的なエピソードで性格とかふたりの関係をすっと出せるのってすごいなーと思います。作者はツボをよく分かってる。いつもよく人を見ていて、自…

とりぱん6

作者とは、雪国と南国四国で環境がまったく違うのだけど、「とりぱん」を読むと子どもの頃のことをよく思い出す。いつもはすっかり忘れているけれど、確かに地面を掘るとビー玉が出てきたし、雨の中プールに入っていると暖かかった。「ものを作る人」という…

きのう何食べた?2

白菜やニラやキャベツはひとり暮らしだと使い切るのがもっと大変です(買うけど)。あと、食材をダメにしてしまったときのがっかり感と言ったらないですよね(ブロッコリーはすぐにダメになる)。そして、冷蔵庫の食材を思い出しながら、レシピを考えてうま…

蟲師10

アニメのためにアフタヌーンを買っていたとき以外は、ずっとコミックス派だったので、降幕もコミックス発売まで待ちました。21日は、書店で平積みしている前をむやみに行ったり来たりして、手に取ってからもしばらく本屋を無駄にうろついて、仕方がないので…

人魚は空へ還る

表紙を飾る下村冨美のイラストと中身の雰囲気がよくあってました。雑誌記者里見高広と人気絵師有村礼が明治の東京に起こるささやかな事件を解決する帝都探偵物です。 母親に捨てられた子や、美しさのために手段を選ばない女性、自分を省みなかった夫に復讐す…

京都大学11月祭 本部講演 梨木香歩「家守綺譚」朗読会

レポ書こうと思っていたのですが、書いたら京大文化祭本部に届けないといけないらしいのでやめときます。著作権がらみかな。著作権に関しては、整備や共通認識の形成が追いついていないのか、すっきりしないことが多いなあ。

平成20年11月文楽公演 第2部「靱猿(うつぼざる)」「恋娘昔八丈(こいむすめむかしはちじょう)城木屋の段 鈴ヶ森の段」吉田清之助改め五世豊松清十郎襲名披露口上「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)十種香の段 奥庭狐火の段」 国立文楽劇場

猿や狐が出てきて動物まつりな演目でした。 「靱猿」は大変理不尽なお話でした。天気がいいのでおさんぽに出かけた大名が、その辺を流していた猿回しの猿を見て「あ、あれ壊れちゃった矢筒の革にちょうどいんじゃね」と言い出したので、猿回しが猿を泣く泣く…

トレマリスの歌術師2水のない海

サミスとの戦いの後、カルウィンたちは、海賊たちにとらわれた風使いの少女たちをたすけ、ミカの故郷ラヴァミー島に歌術師の学寮を作ろうと計画していた。ある時、海賊から助け出したヘーベンという青年から、メリツロスでは歌術の才を持つ子供は宮殿に連れ…

152北のはてのイービク

エスキモーの少年イービクが、初めてのセイウチ狩りで父を亡くしてから、飢えに苦しむ家族を救うため助けを呼びに行く途中で、クマを仕留める話。 う〜ん、なんというか、訳文が! 訳があんまりよくなくて、ほとんど感情移入できませんでした。グリーンラン…

151あらしのあと

オルトー一家は子沢山で、芸術家の長男ヤープ、看護師の長女ミープ、しっかり者の次女ルート(8歳)、落ちこぼれの次男ヤン、元気いっぱいの三男ピーター・ピム(6歳)、末娘のアンネ(1歳)にお父さんとお母さんの8人家族です。これに亡命ユダヤ人でほとん…

150あらしの前

オランダの子どもたちの日常を丁寧に描いていて、読む前とイメージが少し変わりました。「あらし」とはナチスドイツによるオランダ侵略を示しているので、悲惨な戦争ものかと思っていたのですが、直接的な戦火の記述はなく、ほとんどはオルトー一家の温かい…

菌類のふしぎ展 東京国立科学博物館

東京で子育てしている友達に会いに上京したついでに、気になっていた展覧会に行ってきました。…国立科学博物館がかもされまくっていました。「菌学者の部屋」に樹先生がいたよ! 海洋堂製の菌フィギュアが会場のいたるところに飾られていて、本当に何の展覧…