2007-01-01から1年間の記事一覧

新Petshop of Horrors5

福助2

(モーニング KC)" title="福助(2) (モーニング KC)" class="asin">

きのう何食べた?1

こんなに段取りよく何品も作れないよ!嫉妬!!

銀河英雄伝説 英雄たちの肖像1

ユリアン不在でわたわたするヤン提督がおかしい以外は特に違和感なし。それより、番外編のアッテンボローのお守りの鍵が面白かった。こういうエピソード的な部分のほうが、漫画化に向いていると思います。

もうりょうのはこ1

特に違和感なし。頼子のうっとうしさと思春期特有の得体の知れなさがよく出ていて、その上でちゃんと可愛いところがうまいと思う。

大奥3

読者の不安と予想を裏切って、期待以上の豪快な展開にもってくストーリーテリングの見事さにあいた口がふさがらない。家光も有功も、本当に強い人だ。大奥の歴史に詳しければ、もっと楽しめるんだろうけれど、残念ながらドラマは見ていないので、いまいちピ…

鋼の錬金術師18

こ、これ以上危険な目にあうくらいなら、しばらく登場しなくてもいいです…と涙目になったホークアイ中尉。「生き残る!」と信じてますが、心臓には悪い。

おおきく振りかぶって9

阿部と三橋のバッテリーコンビは、(主に阿部が)円滑なコミュニケーション方法を模索中。泉君といい、沖君といい、阿部はチームメイトに恵まれてるんだから、そのまま頑張って努力を続けるように(私は三橋びいきなので、阿部のほうに努力を求めます)。そ…

金魚屋古書店6

いつも楽しく読みつつも、私はそこまで漫画好きではいられないなあという寂しさも感じる「金魚屋古書店」。面白いとかつまらないとかの評価を超えて「好き!」でいられる輝きに圧倒されてしまいます。それでも、並んでいる漫画の背とか表紙とかをガン見して…

空中飲茶飯店下

ファンタジーの世界には果てがないんだなあ、と感嘆した豊かな世界観。京都議定書とか大気汚染などの現代の環境問題を元にここまで想像を広げてひとつの世界を作り上げることができるとは。ファンタジーに不可欠な「名付け(ネーミング)」のセンスも素晴ら…

空中飲茶飯店上

本の元の穴の中4

荒削りだとは思いますが、徐々に世界観も立ち現れてきて、キャラクターも魅力的になり、続きが楽しみになってきました。モリといいサメといい、天守一族はいいなあ。特にモリの頼もしくも愛嬌のあるリーダーっぷりには惚れる。

購入本1冊

死者のための音楽

「長い旅のはじまり」「井戸を下りる」「黄金工場」「未完の像」「鬼物語」「鳥とファフロッキーズ現象について」「死者のための音楽」 いつの時代ともどこの地方とも一切分らないまま語られる、昔話のような寓話のようなお話。白を基調とした本のデザインが…

ドルフィン・エクスプレス 光のカケラ

あいかわらずサンゴロウがめちゃくちゃにかっこよい。児童書でこんな影があって、クールでハードボイルドないい男が出てきてよいもんでしょうか。いやあ、もったいないなあ。ネコだけど。竹下文子さんは、女性向けのアニメ誌「ニュータイプロマンス」に連載…

天才探偵sen 公園七不思議

少年探偵団というのはよくあるけれど、子ども自身が名探偵というのはその中で何割くらいなんだろう。けっこう、身近な大人が名探偵で、というのが多いような気がします。本作は、小学校6年生の少年、千が探偵役です。小学校始まって以来の天才と呼ばれる頭の…

魍魎の匣

榎木津パート、関口パート、木場パートに分かれて話が進む前半部分は、さすがに少し分りにくい。けれども、それらがぐいぐいと集約していく後半からは、怒濤のように話が展開していき、引き込まれました。原作の厚さに比例して、「姑獲鳥の夏」がストレート…

インカ・マヤ・アステカ展 神戸市立博物館

よいお年を

明日から実家に帰って、今年一年買い溜めた購入本の整理をしてきます。 みなさま、よいお年を。

12月前半の購入本24冊

『Under the Rose』5巻は発売延期か…実はあんまり読みたくない気もするのでちょっとだけほっとした。だって、また鬱な展開なんだろうし…でも読まないのもコワい。うう、早く読みたい。どうすればいいのか、いや発売されるまでおとなしく待つしかないんですが…

指輪物語 シリーズもっと知りたい名作の世界9

上橋菜穂子の評論が読みたくて図書館で借りたのですが、他の評論も面白かった。お正月は、「蟲師」DVDを見るか、「ライラの冒険」を読むかで悩んでいるのに、この上また「指輪」が読みたくなってしまった。 上橋さんの「大シャーマンの旅の跡」はあいかわら…

イサナ竜宮の闘いへ

まさか2巻で終わるとは思っていませんでした。たつみや章は、そつがないんですが、いかんせん、軽いところが物足りないです。これは、好みの問題だと思うんですが、古代日本の海洋民族が主役で、竜族と人間、鰐族との大きな闘いの物語なのだから、もう少し重…

千年の時をこえて

「しきしまの やまとのくには」「われのみや よふねはこぐと」「ひとはみな いまはながしと」「はたものの ふみきもちゆきて」「あめのうみに くものなみたち」「みなとなる あしのうらはは」 小学校5年生の静枝は、恋愛関係の話題が嫌いなタイプの女の子。…

有頂天家族

矢四郎かわいいよ矢四郎。すぐに尻尾を出してふわふわの毛玉になっちゃうところも、意外と便利な発電機能も、緊急時に大活躍するところも、自分のポジションをよく分ってるね。ういやつじゃ。 息子たちを溺愛している凛とした母上をはじめとする狸の下鴨一家…

仏果を得ず

表紙が、表紙が勝田文さんだ。それだけでもうにやにやしてしまいます。当然これはコミカライズをしてくれるんですよね、双葉社さん。「むかしのはなし」あたりでは、ちょっと無理して背伸びしてる感じがした三浦しをんさんですが、直木賞を取って吹っ切れた…

駅神

「尋ね人」「遊魂」「八卦仙」「相性」 章平が午睡してみる夢「八卦仙」のような雰囲気のお話は結構好きです。昔話の地獄めぐりみたいな珍道中。やっぱりケモノが可愛いのはたまりません。平和アパートのよいよいのご老人たちが集まるバーベキューパーティー…

電脳コイル

第24話「メガネを捨てる子どもたち」を見て、『サンタクロースっているんでしょうか?』(1897.8.21ニューヨークサン新聞「社説」に掲載された文章の翻訳)を思い出しました。「そうです、バージニア。サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではあり…

BIOMBO/屏風 日本の美 大阪市立美術館

日本画家の作品展には必ず出品される屏風ですが、屏風「だけ」に焦点を当てた展示は珍しいように思います。成立期の屏風、日本文化における儀礼用の屏風、そして巨大な画面をコンパクトに折りたためるという利点を生かした海外貿易の輸出品としての屏風をひ…

トプカプ宮殿の秘宝 京都市文化博物館

中東と言えばいいのか、アラビアンと言えばいいのか、イスラーム圏と言えばいいのか、あの辺の美術は、煌びやかで艶っぽくて、一面ストイックな感じもあり、大変好きです。今回も豪華だった。 キリスト教でもそうですが、贅を尽くし、技芸の極みをふるって書…

「トプカプ〜」は、11月に行ったのに、感想がずっと下書きのままだった。忘れてた。