2008-05-03から1日間の記事一覧

130やかまし村はいつもにぎやか

解説:長谷川摂子「やかまし村讃歌」 「ほう! ほう! そうだ、そうだ」と言ってくれる足も目も不自由なアンナとブリッタのおじいさん。このおじいさんが、最後まで健在で、おだやかなやかまし村の生活が、このままいつまでも続くのだという余韻を残して終わ…

129やかまし村の春・夏・秋・冬

解説:高楼方子「リーサの目・リーサの言葉」 「アンナとわたしのお買い物」は、思ったとおりお買い物の内容を忘れるのだけれども、必ず途中で、しかも同じ場所で、思い出してしぶしぶ買いに戻るというくり返しがおかしいです。私はあまりくり返しの笑いとい…

128やかまし村の子どもたち

解説:菱木晃子「やかまし村は、みんなのふるさと」 スウェーデンの山の中にあるたった3軒の小さな村に住む、8歳のリーサと兄のラッセとボッセ、隣に住むアンナ、ブリッタ姉妹、ひとりっ子のオッレたちの生活を描いたもの。エブリディ・マジックではなくて、…

127モモ

再々読。モモが意外と普通の女の子です。円形劇場に住み着くまでは、施設に入れられていたらしく、通報されるのをいやがるシーンがありました。今までイメージとして持っていた、特別な力を持った不思議な女の子が、時間どろぼうから時間をとりもどすお話で…