2008-06-28から1日間の記事一覧

12冊

SFはこれを読め!

たまに堅焼せんべいが食べたくなることがあって、私にとってはSFがそれにあたります(ファンタジーはケーキ、ホラーは漬け物、児童書は白米、漫画はジャンクフード。どれも好物です)。で、よむ本を探すために読んでみました。ブックガイド的な本は、よみた…

哲学個人授業

から入る哲学入門 (木星叢書)" title="哲学個人授業-から入る哲学入門 (木星叢書)" class="asin"> 気が短いので哲学書は全く読まないのですが、哲学には興味があります。なのでたまにこういう本を読むのですが、わたしは本当に哲学的思考ができないとそのた…

隣の怪 蔵の中

う〜ん、やっぱりこういう実話系怪談では木原さんの文章が、頭ひとつ飛び抜けて読みやすい上、リアリティがあり、怖いです。ところが「桜の墓」のように、創作の要素が濃くなると、あまり面白みがなくなってしまうような。私の好みの問題かもしれませんが、…

怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集

そろそろこういう季節になってきました。今年はあまり積ん読せずに買ったらせっせと読むという目標を立てておきます。 十名の書き手が「実話系」(この系というのがミソ)の怪談を書いているアンソロジーです。 「実話怪談」というと、「信じる」「信じない…

黒い玉 十四の不気味な物語

ルドンの表紙こえー。こういう内容にぴったりな芸術作品を表紙につけられると、本の造形そのものが愛おしくなります。デザイン考える人は、内容読んでふっと連想した作品を使ったりするのかしら。楽しいだろうな。 表題作はさすがの不気味さ。オチは、「ああ…