SFはこれを読め！

　たまに堅焼せんべいが食べたくなることがあって、私にとってはSFがそれにあたります（ファンタジーはケーキ、ホラーは漬け物、児童書は白米、漫画はジャンクフード。どれも好物です）。で、よむ本を探すために読んでみました。ブックガイド的な本は、よみたい本が増えて落ち着かなくなるのでできるだけ手に取らないようにしているのですが、実は大好きです。この本は、SFの主要なテーマごとに2冊の課題図書を取り上げ、他に選に漏れたおすすめ本を十冊前後紹介するという入門には適した作りになっています。ほとんど読んでない本ばかりなのに、どれもおもしろそうすぎる…！　
　SFは科学的な知識がないので、そのあたりが読みにくいことがあるのですが、ある科学的知見をふまえた「もしも」の世界で人がどのように行動するのかという思考実験的な現れ方にとても惹かれます。読んでみたいと思った本は以下の通り。ああ、「あなたに贈る物語」と「しあわせの理由」も読み返したいな。ファンタジーの古典もほとんど読んでいないから読みたいものがたくさんあるんだよなあ。新刊断ちしないと絶対無理だ。

「幼年期の終わり」「フランケンシュタインの方程式」「われはロボット」「ゲイトウエイ」「マイナス・ゼロ」「美亜へ贈る真珠」「キリンヤガ」「冷たい方程式」「エンダーのゲーム」「月は無慈悲な夜の女王」「2001年宇宙の旅」「リプレイ」「パヴァーヌ」「竜の卵」「中性子星」「楽園の泉」「タウ・ゼロ」「ハイペリオン」「白鹿亭綺譚」「歌う船」