2010-07-11から1日間の記事一覧
勝田文さんが挿絵を描いているし、「ちりとてちん」を見ていて、落語に興味が出て来たので、参考になるか思ったのだけど…関東の落語家さんがほとんどなので、この人の落語聴きたいな、と思っても気軽には行けない罠。しかも、初回から人気落語家のチケットが…
山田野理夫さんの文章って独特だなあ。言ってはなんですが、へたウマな感じ。ときどき、流れに脈絡がなくなるところとか、大事なところをあっさり流しちうそっけなさとかが、あとからじわっと怖さを運んできます。
まず、娘さんによる解説を読んで、作者が大好きになりました。自分の奥さんのことを「美しい婆」だから「ビバ」と呼んで、毎日キスする明治生まれって、なにその萌爺! しかも、医者の家に生まれた剣道五段柔道四段の明治男の書いたもの、と思って身構えて本…
「山岳怪談実話シリーズ」と銘打ってはあるものの、かぎりなく創作に近い筆致で描かれている。この「これは創作っぽい」「実話っぽい」という違いがなんなのかをうまく言葉で表せるだけの思考力と文章力があればなあ。 創作っぽいと感じるのは、ひとつにはオ…
前回「家族」というテーマでゆるやかにまとまっていたので、今回はちょっとばらばらかな、と思って読み進めていたんですが、だんだん背筋がぞくぞくしてきました。実話怪談集には、短い話が累積することで、「怖さ」も積み重なっていくという側面があるので…
安定したクオリティ。ここまでくると、もう職人芸ですね。妖怪っぽい話がいくつかあって、でもそれが「竹の精である」とか「キツネに騙されたのである」とかはっきり「名付け」をしないところに妙味があります。
(注)アニメ「四畳半神話大系」の最終回を見逃してやや錯乱気味。 森見登美彦氏のひねくれ者の次男は、あまりにもお兄さんに似すぎてやしないかい、といういわれのある先入観でもって、長らく敬遠していたのですが、アニメの最終回を見逃したショックを紛ら…
6月13日午後10時半、パソコンを立ち上げると、なんだかネット上が騒がしい。何が帰ってくるって? はやぶさ? それって何だったっけ…。 この時点では、そういえば、失敗したとかそういうニュースを見たことがあるようなないような、という認識でしかなかった…