2010-04-29から1日間の記事一覧

26冊

文学少女シリーズは、始めの方しか読んでませんが、帯を見たら買わずには。 アニメ「四畳半神話体系」(EDが絶品!)に興奮して、左京区を走りまわってしまいました。ガケ書房行って、萩書房?行って、恵文堂行って。桜庭一樹のエッセイを読んだ後でもあった…

お好みの本、入荷しました

「つづく」〜!? 「西の桜庭一樹」(東は三浦しをん)は結婚したかあ、と感心したんですが、旦那さんになった人が、「おもしろい話して」と言われて、「ペットお断りコンビニ」みたいな抒情とユーモアのあるショートショート(のような、コントのような)を…

ゲゲゲの女房

水木しげるの伴侶の半生を本にするという企画を思いついた人はえらいなあ。ライターさんもうまくて、すいすい読めます。始まりがすごくうまいです。布枝さんの故郷安芸を紹介する流れで、安芸と境港の交流の歴史を紐解き、布枝さんと水木しげるの出会いにつ…

お父ちゃんと私

正直文章は、それほど上手ではないのですが、父親を慕っている様子がじんわり伝わってきてあたたかい気持ちになります。水木しげるも子どものように娘さんに甘えているようだし。 「ゲゲゲの娘レレレの娘らららの娘」で私が気に入った「目目連」の話が、詳し…

怪の壺

「影の病」など有名どころも収められていますが、初見の話も多く、まこと、日本は怪談・奇談の宝庫であることだなあ、と嬉しくなってしまいます。 膨大な資料から、話を掘り起こしていくセンスもさることながら、文章がとても読みやすくて驚きました。再話物っ…

「怖い」が好き!

少し話題がとっちらかった感じがするのは、「怖い」と「心霊」と「神霊」がごたまぜに説明されてるからかな。

怖い話はなぜモテる

「幽Vol.12」稲川淳二特集を読んで。題名から敬遠してたんですが、「怖い」と入っていたら、ちゃんとチェックすべきだな、と反省しました。おふたりとも、作風とは全然違って、いいひとだ〜。ホラーやお笑いやってる人って、いい人が多い気がします。 自分の周囲…

水魑の如き沈むもの

今回は、水魑様やボウモンなどの人外のものより、恐ろしい「化け物」の印象が強烈過ぎました。あれはほとんど人間じゃないよ。

南の子どもが夜いくところ

南の子どもが夜いくところ 紫焔樹の島 十字路のピンクの廟 雲の眠る海 蛸漁師 まどろみのティユルさん 夜の果樹園 あまりに独特の作風でデビューすると、その後どういう作品を書いていくか、難しいと思います。しかし、恒川光太郎さんは、デビュー作の鮮烈な…