2011-02-20 奇談蒐集家 読了本2011・文芸書 自分の影に刺された男 古道具屋の姫君 不器用な魔術師 水色の魔人 冬薔薇の館金眼銀眼邪眼 すべては奇談のために こういうのって、雰囲気作りが大事だと思うんだけど、わたしにはうまく入り込めませんでした。最初から、語り手の思い込みっていうのが見えてるから、謎が解かれてもカタルシスがあんまりない。 その中では、「金眼銀目邪眼」が、子どもの目から見た夜の街を妖しい、不思議な世界に描いていて、一番好きでした。