秘密の花園クックブック

秘密の花園クックブック
 「秘密の花園」を読みかえしていたころに出版されて実にタイムリーでした。レシピだけではなくて、その料理の歴史的背景や秘密の花園においてどういう役割を果たしたか、というコラムも充実していていて、読み応えがありました。
イギリスの児童文学には、聞いたことも見たことも、もちろん食べたこともない料理がたくさん出てくるので、いつか食べてみたい、という憧れもあって、イギリス料理の本が出るとつい買ってしまいます。これだけ世界各地の料理が食べられるのに、どうしてイギリス料理の店ってあんまりないんでしょう。アイリッシュ・パブはあるのに。やっぱり、店で出すような味にならないから?