著者によるリメイク版。大幅に手が入っていますが、こうしてみるとタッチがずいぶん変わっているのが分かります。

私の時は、｢月の影海の闇」だったな。そして私は流風ちゃん派。 篠原千絵は、コンスタントに面白い作品を発表し続ける職人肌の漫画家さんとして、かなり尊敬しています。今の日本のマンガ評論は、どうしても少年マンガ中心で、たまに少女マンガが論じられて…

いーじゃないか、少々歳がいってても、美人で狩りがうまくて気立てのいい嫁さんなら！ と思うのは現代日本人の感覚かなー。でもカルルクもいいって言ってるし。あとがきにもある通り、萌えもここまで突き詰めると、いっそ清々しいです。 19世紀、放牧から定…

" title="鞄図書館" class="asin"> どっち、ではなく本か、女性か、鞄かの３択だと思います!＜鞄の恋のお相手 こういうショートショート大好き。金魚屋より好きかも知れません。 表情豊かな鞄という日本語は、変なのだけど、実際そうとしか見えない。タッチ…

過去バナ続く。普通に時系列に追って行っても十分面白いのに、なぜ現代の青年を主人公に据えたのか、そのあたりの種明かしはいつになることだろう。壮大な第1部だと思っていればいいのかな。

君子さんの後輩は二人とも個性的で、これからが楽しみだなあ。もちろん、柳井先生を応援しています。 このシリーズは、君子さんに「ものすごく共感できる」という理由から、子育て真っ盛りの妹の愛読書なのですが、いままではほうほう、と思っているばかりだ…

坊主頭がきらきら光ってるのが、最初、美浜さんの失敗したハゲに見えて吹きました。いま読み返したらいいシーンでした。 あの後イワちゃんはどうしたか。(1)殴った、(2)三五を担いで病院へ、(3)赤ちゃんをいっぱいつくった。(1)→(2)→(3)だったりして。続くそ…

三部作かー。もっとよみたかったな。さりぃさんがもっと出張ってくるかと思ったのに。

登場人物の暗い面が見えてスリリングでした。残念ながら消化不良で終わった「Dearホームズ」で期待した人間の「闇」の部分が描かれそうでわくわくします。さてさて、エリックとジェシカさんは、結婚するのかな。共犯者というのも、けっこういい夫婦になりそ…

これも男ばっかり（笑）。フランスとのスピリチュアル合戦をやっているらしいのですが、ネームのせいか、ちょっと話が分かりづらいかな。船乗りや海軍の歴史はとてもおもしろいです。強制徴募ってすごい制度だ。

読み終わる度に、正史がどうなっているのか知りたくなるのですが、いつもwiki先生に聞くだけで終わってしまいます。それこそ、巻末に参考文献があげられているのだから、どれか読めばいいんですが。 綱吉公も吉保も装束が華やかで、いままでとは少し違った印…

「トム・ティルドラムに言っとくれ。ティム・トルドラムが死んだとな。」 イギリス民話を見事に換骨奪胎した「猫の王」の葬式行列は、妖しい雰囲気がよかった。この人の可愛らしさと不気味さを両立させる絵が好き。「縹色の猫」は和尚がいい味だしてた。あん…

すっごい「ファンタジー」だった〜。原作ゲームは知りませんが、80年代の正統派ファンタジーの雰囲気そのもので、懐かしさのあまり転げまわりました。「それはまた別の物語」をもっと描いてほしいです。船戸さんは、この頃から、折れそうになりながらも頑張…

本にキズ マナー違反者 死あるのみ すべての図書館に掲げときたいですね（ニコ）。 最近ちょっとパワー不足かと思っていましたが、最終巻で盛り返しました。おもしろかったー。いつもはストマンより四コマが好きなんですが、今回は、「たほいや」も猪熊さん…

チャゲ＆飛鳥（古っ）のヒットソングが脳裏をめぐりました。次巻ではエキューにぼこぼこにされてそうですが、きっとこいつも、嫌いになれない事情があるんだろうなー。TONOちゃんの描く登場人物で、本当に嫌な奴って出てこないんだもん。 それにしても「馬を…

元ネタがバレエの演目だというのは、言われないと分からないくらい換骨奪胎されています。踊りで煩悩退散の「丑満つ演舞場」のおみっちゃんの立ち直り方がすごい。

人間、ダメ出しされると凹むよね…ダメ出ししている人だって、気分が良くなるわけでもないだろうに、なんでこうなるのか。元々の性格から馬が合わないっていうのは、どうしようもない部分もあるし、根本的に解決というわけにはいかないけれど、この旅行でちょ…

単行本2冊を大事に持っていて、新刊出ないなーと思っていたので、嬉しい。でも初収録は2作だけか…。いや、でも嬉しい。

モンゴメリ『ひそやかに影はささやく』（「スモーキー島のハウスパーティ」収録）は図書館で予約、芥川龍之介『伝奇ノ匣(3)芥川龍之介妖怪文学館』（「椒図志異」収録）は、本棚のどっかにあったはず。泉鏡花は、まだ読めない（「まだ」なんだからねっ）。

こ、こっぱずかしい。なんだこのラブラブモード。しかし、有川浩はやりすぎなくらい少女漫画で正しい。引っ込んでいたせいで出番の増える小牧教官は、ちゃっかりしてるなあ。このひとは、この性格で笑い上戸なところがミソだと思います。

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』をコミカライズした著者なので、こちらをチョイス。細かい設定を拾っていることと、本編で流れがやや不自然だったところを少し変えていることで、より「納得」しやすくなっています。

オクレール先生かっけー。本当の教育者の貫禄がありましたね。それに対するミルヒーのしょぼくれ加減がおかしい。そして二人の間に何があったのか…。ミルヒー、あちこちでいろんなことしてそうだしな。

ホークアイ中尉が大佐を追いかけていったときには、どうなることかと…！ む、無茶しないでください。いや、しかしおいしかったな。この二人のこういう関係すごく好き。あと姉と弟の共闘も燃えた。

やっと宗像教授の過去が明らかに。意外と普通だったことに驚きました。