ひねもすハトちゃん

ひねもすハトちゃん (ウィングス・コミックス・デラックス)
 数多くのオタク(元)少女を悶え転がせた『私の血はインクでできているのよ』の派生作品のようですが、そこにとどまらない、素敵な学校漫画でした。学校内の微妙なヒエラルキーとか、痛いところをついてて苦笑い。名前の呼び方の回はすごく「あるある」という感じでした。私も、かなり仲のいい人でも姓にさん付けして呼んでいるんですよね。自分のことを下の名前で呼ぶのは家族だけだし。長坂先生みたいな先生もいて、断固拒否して止めさせた記憶もあります…アイタタタ。
他の人たちはみなちゃんと人間の姿で書かれているのに、主人公の鳩山さん(ハトちゃん)だけが、戯画的な感じなのはなんでかなあ。