大関ケ原展 京都文化博物館 2015年6月2日(火)〜7月26日(日)

関ケ原の合戦にまつわる武具や絵画、書簡など、第一級の資料を集めた展覧会です。


入ってすぐには、関ケ原合戦の屏風が六隻あり、いきなり世界に引き込まれます。
好きな人は、ここだけで数時間過ごせそう。
私は、あまり詳しくはないのですが、島津豊久を見つけてにやにやしていました。
プロローグで戦国時代にタイムスリップした後は、秀吉の死、合戦前夜、決戦当日、戦後、と時系列に関連資料が展示されています。
書状や古文書には、すべて書き下し文と現代語訳がついているという親切設計。
各所に、合戦に参加した武将のフリップがあります。
肖像画、所属した軍、どのような活躍をしたかが端的に書いてあり、まさに小説扉にあるキャラクター紹介!


一本の大河ドラマを見たような、一冊の歴史小説を読んだような、充実した展覧会でした。