広島県福山市日帰り

ふくやま美術館で開催されている「夜の画家たち」を観るために、広島県福山市に行ってきました。
大阪駅から新幹線を使えば、7340円で1時間20分、在来線は4000円で4時間。早起きできなかったので、行きは新幹線に乗りました。


人吉に行く途中にお城が見えたのは福山城だったんだな。
福山城天守閣は、昭和41(1966)年に復原されたものですが、こういう昭和の城郭建築って一つのジャンルなんじゃないでしょうか。5階建てなのにエレベーターがなくて、階段が急。
内部は甲冑や出土品などを展示する博物館になっています。

天守閣からは福島市が見晴らせます。遠くに瀬戸内海も見えました。


由緒のありそうな和洋折衷の建物
1935年(昭和10年)から1937年(昭和12年)に建てられた、財閥の別荘だそうです。


教会? ラブホにも見えるけれど、それにしては凝ってるし…、こちらは結婚式場でした。


お目当ての展覧会


午前中で展覧会を観終わったので、福山の観光名所である鞆の浦にも足を延ばしました。
1時間に3本出ているバスで30分。
現在では中心地からずいぶん離れたところだと感じますが、海が幹線だったころは、街道と離れていることなんて関係なかったんだろうと思います。
ちょうど桃の節句の時期で、風情のある古民家にいろいろな年代の雛人形が飾られていました。

  
  

お昼ごはんの鯛めし。
カフェとなっている「御舟宿いろは」は、宮崎駿監督がプロデュースしたんだとか。
鞆の浦は、『流星ワゴン』や『崖の上のポニョ』のロケ地にもなっていたんですね。
確かに、物語が生まれそうな雰囲気のあるところです。


古い建物が地区内によく保存されていて、春を待つ日のそぞろ歩きにぴったりの町でした。