夏目友人帳原画展 〜緑川ゆきの世界〜 大丸心斎橋北館

大変な混みようだった東京会場では、ゆっくり見られず、心残りだった本展が、大阪でも開催されるというので、勇んで見に行きました。
平日の午前中だったせいか、ちょうどいい人出(寂しすぎず、混みすぎない)で、のんびり観覧できました。東京会場ではほとんど見られなかったプロットにもしっかり目を通せました。
緑川ゆきさんは、けっして絵のうまい作家さんではありませんが、作品の温かさと絵柄がよく合っていて、原画を見ていると自然と口元がほころびます。2007〜2009年ごろは、配色などが独特で華やかな印象だったんですね。私の「夏目」のイメージは、このころのものが強いです。
着物や手ぬぐいの柄やお札など、いろいろなところににゃんこ先生が描かれているので、いつの間にか「にゃんこ先生を探せ!」をしていたのは、私だけではありませんでした。

結局、2回足を運んで、心行くまで堪能しました。満足。