3日目 湖水地方(キングス・クロス駅〜ユーストン駅〜ホークスヘッド〜ヒルトップ〜ターンハウス〜コニストン湖〜ボウネス)

[:W240]
朝ごはん(コーンフレーク、フルーツ、牛乳、オレンジジュース)

今日から湖水地方1泊2日手ぶらの旅ツアーに参加します。明日には同じホテルに帰ってくるので、スーツケースを預かってもらいました。
10時にLondon Euston駅でツアースタッフと待ち合わせなので、その前に近くのKing's Cross駅に寄ってみました。
 
9と3/4ホームの模型。本当の9番プラットホームには入れない(?)ので、本屋さんの横にあります。

King's Cross駅の周辺は工事中。外観は古風ですが、9と3/4ホームの模型から後ろを振り向くと現代的な内装になっています。

M&Sでお昼ご飯を購入。今回は忘れずにフォークをもらいました。
ジョージ王子誕生記念のとってもかわいいイラストが描かれたショートブレッドがあったのですが、荷物になるのであきらめました。これ以降立ち寄ったM&Sでは見かけなかったので、ちょっと後悔…。

King's Cross駅の隣は、宮殿みたいなLondon St Pancras駅。外観を横目で眺めて通り過ぎましたが、内部も見ものだったらしいので、見ておけばよかった。
歩いて、London Euston駅へ。3つの大きな駅が、隣接してるんだなあ。

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)



London Euston駅で現地日本人スタッフに、ツアーに必要な乗車券や行程表をもらいます。
電光掲示板の見方や、電車の乗り方など、とても丁寧に説明してもらえました。そうかー、イギリスでは、出発ホームが発車15分前くらいにならないと決まらないんだ。それで、みんな電光掲示板を見上げてるのね。
久々の日本人なので、ここぞとばかりに質問しまくりました。明日ユーストン到着が9時ごろになるけれど、どうやってホテルまで帰ったらいいのかとか。このあたりやラッセル周辺は夜に女性が一人で歩いていても大丈夫か、とか。

 
09:30 London Euston駅発
しばらく走ると、車窓からナローボートがたくさん見えました。おお、『ボートの三人男』だ〜。

郊外に出るにつれて、牧草地、牧草地、森、牧草地、町、牧草地、森という景色が広がります。これが見たかった!! 平たい顔族からすると、呆れるくらい平べったい土地です。


昼ごはん(M&Sで買ったトマトとチーズのサラダパスタ、チーズ、オレンジジュース)


12:55 Lancaster駅着
迎えに来た英国人ドライバー(もちろん英語)の車に乗って、高速道路(たぶん)に乗ってWindermereに移動。
お土産物屋さんみたいなところで、現地日本人ガイドと合流します。明るくて柔らかい雰囲気の女性で、2日間すっごくお世話になりました。
ここから、英国人ドライバーの運転で、日本人ガイドと一緒に湖水地方をめぐっていきます。


ワーズワースが通ったグラマースクール)
Hawksheadは、30分もあれば一回りできてしまう、とっても小さなかわいらしい村です。こんな小さな村に、全国から俊英を集める学校をつくっちゃうんだなあ。
ビアトリクス・ポター・ギャラリー)
今年は、ポターの結婚100周年、『こぶたのピグリン・ブランドのおはなし』出版100周年とのことで、結婚証明書や原画が展示されていました。
日本語の話せるガイドの人から、説明を聞きました。年下のウィリアム・ヒーリスと結婚したポターは、結婚証明書の年齢欄に「これで全部」みたいなことを書いてごまかしてあるなど、ユーモアのある人だったことがうかがえます。それで受理されたんですね…。
壁の隙間から、子豚のぬいぐるみが顔を出しているなど、随所に訪れる人を楽しませるための仕掛けがあり、小さいけれど、楽しい美術館でした。


ジェレミー・フィッシャーどんの舞台となったEsthwaite Waterを一瞬で走り抜け、Near Sawryへ。
何度も雑誌や本で見ましたが、本当に当時のままの姿で残っています。ここも、天井が低くて狭い感じ。イギリスの建物は、馬鹿でかいか、やたら狭いかで両極端な印象です。

菜園には、アヒルのジマイマが生んだ卵があります。ナショナルトラストの人が、毎朝置いておくのだとか。
 
そして、庭には大きなリンゴの木があり、その根元にアナウサギが住んでいました。

ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

 (ナナカマド)
個人のお宅のベンチに腰を掛けているマクレガーさん人形。膝の上にはピーターが。ぎゃー、逃げて〜(笑)。このお人形、天気のいい日にしか出てこないから、レアなんだそう。5日間のイギリス滞在で、1日晴れたのはこの日だけでした。



映画『ミス・ポター』の撮影地Tarn Hows
池の周りはフットパスになっていて、2時間ほどで一回りできるそうです。
湖水地方は、イギリス人にとってはアウトドアのメッカだとか。いたるところに家族連れがいて、そしてそのほとんどが犬連れでした。
ここでも、クリスピー投げを楽しむ賢そうで元気な犬に出会いました。


Coniston湖
ランサム『ツバメ号とアマゾン号』の舞台。ガイドの方が言うには、ほとんどの男性ドライバーが「子どもの頃読んだよ」と言うのだとか。感動。
あまり時間を取れず、湖畔を眺めただけですが、ウォータースポーツやキャンプを楽しむ人が大勢いました。
途中コニストン村を走り抜けたのですが、この村もゆっくりできたら楽しそうだったなあ。今日は、ここまで。夕方になり、ホテルのあるBoenessへ。

ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)


 
Buenside Hotel
シングルの部屋がなく、ダブルの追加料金が必要でした。
備え付けのドライヤーがなかったので、洗い髪で寝てしまい、翌朝大変なことになってしまいました。言えば貸してくれたんだろうなー。
カードキーがライトチェッカーにもなっていて、着いて即、閉めこんでしまいましたorz
フロントに言いに行ったら、すぐに2枚目を発行してくれ、「両方持ってて」とのこと。すみません…。


晩ごはん(グリルしたラム、チップス、マッシュルームソテー、焼きトマト、茹でブロッコリー、茹でカリフラワー、茹でニンジン)
ガイドさんおすすめのパブで。
今日、羊をたくさん見たので、Lambが食べたくて、ステーキにしました。
ミディアムって言ったけど、がっつりウェルダンに焼いてくれたお肉と、山盛りのチップス、マッシュルームとトマトのソテー。
これだけでも十分ですが、ゆでただけのブロッコリーとカリフラワーが半分ずつとにんじん1本が付け合せでついてきました。
これが噂の、「茹でただけ・焼いただけ」イギリス料理か! 美味しかったですが、2/3でギブアップ。
スティルウォーターくださいと言ったら、すぐ出してくれたけど、タダでよかったのか、チップを渡すべきだったか、いまだに悩んでいます。