ライトノベルよ、どこへいく

ライトノベルよ、どこへいく―一九八〇年代からゼロ年代まで
 基本的に読者じゃないくせに、なぜか気になる「ライトノベル」。00年代に巻き起こった「ライトノベル」という現象を、当時の雑誌や新聞の言説から総括的に振り返ったもので、リアルタイムに読んだものもあって感慨深かったです。
 資料を丁寧に拾っていて、きちんと整理してあるので、読了後、すごくすっきりした気分になれました。ええと、「ライトノベル」という言葉は、「ティーンズノベル」や「ヤングアダルト」という言葉に違和感を覚えたライトノベルの書き手が選択してきたもの( ..)〆っと。