萌えの死角

萌えの死角 (ニチブンコミックス)
 BL好きの友人に確認したところ、2次創作の分野で左右が逆なだけで骨肉の争いに発展するというのは、実感としてよく分かるとのこと。その感性も、例えば私自身は、このカップリングは受け付けない! というのはありますが、好きなカップリングの中では左右はどっちでもいい派だったりして、本当に「萌え」の発露というのは千差万別、人それぞれなんだなあと面白く思います。住み分けて平和に暮らすのが一番ですよね(私的には映画「司祭」の脅迫者受けはアリです)。
 元ネタはほとんど分からないんですが、「いいのですよ、モナミ…」とか、メロンは友だち! な人たちとか、知っているネタには例外なく笑い転げたので、映画やドラマに詳しかったら、もっと楽しいと思います。ああ、「蟹工船」は読んだことないけど笑いました。
 男性向けの細分化されていく萌えポインツの話も興味深かったです。「ムキショタ」っていうのは、鋼のエドをイメージすればいいのか…な?