俗・さよなら絶望先生 全13話

未視聴回:第八話
評価:A(A.好き B.まあまあ C.つまんない ±.脚本、作画、キャラクター等、作品全体の出来)
原作:未読
OP・ED
ED1「恋路ロマネスク」OPは無印「ブレブレ」のインパクト勝ち。エンディングは絵の(誰の絵柄だ)病んだ感じが面白かった。絶望少女たちのコーラスが好きだな。
ED2「マリオネット」靴紐を結ぶ一連の流れにときめいた! こういう「何げない動作」をアニメで丁寧にやられると、それだけで興奮する。歌も可愛いし。普通のエンディングっぽいけど、気合いの入りまくったカットの入れ方にスタッフの遊び心を感じる。
好きな回
第三話「十七歳ね、自分のシワをつかんでみたくない?」女子高生が自室でたらたらしているところをガン見するのって親父くさい…? と思いながら、妙にまったり見てたら、目を疑うようなものが藤吉さんのお部屋に。ちょ、藤吉さん、その刹アレ雑誌見して!
第十一話「黒い十二人の絶望少女」ヨコミゾ映画の意外と忠実なパロディで、絶望先生には珍しく(失礼)、ストーリー性があった。なんだかんだ言いつつ、私は山があってオチがあって意味のある話が好きなのだ。
コメント
 監督の奇を衒った感じがあまり好きではなかったけれど、俗では「もうこんなもの」と開き直ったのか、あまり気にせず見られた。安定して絵がきれいなのがいいと思う。最近アニメを続けてみるようになって、小説や漫画など、私がなじんでいるメディアとの違いをつらつら考えているのだけれど、結局のところ音と動きと色なのだという当たり前のような結論に達した。この3点がよければ、少々ストーリー的に不満でも見られてしまうものだ。元ネタがどのくらい分るかで、オタク度判定テストができそうだ。