アンダーザローズ5春の讃歌

Under the Rose 5―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)

 我慢しきれずはにろを読んだので、急転直下の展開があるのかと思いきや、来賓を迎えて小休止のロウランド伯爵家。しかしほのぼのとした情景の中に走るレイチェルとウィリアムの緊張感といったらもう。船戸さんは情報の出し方がほんとにうまい。計算し尽くしてるんだろうなあ、と思います。
 はにろのことも、巻末にきちんと書かれてあって、ちゃんとコミックスで読めることに安心しました。加筆ってどのくらいだろう、とかどういう風にあんだろと繋げるんだろう、とか、今からすごく楽しみです。