チェコ絵本とアニメーションの世界展 美術館「えき」KYOTO

 いきなりチャペックの原画が! こんなすごいものが残ってたんだ…個人蔵だって。どの絵も50年以上前のものなのに、とてもポップでキュート。手塚治虫のような漫画的なものもある。
 見に来ていた子どもが「クルテク」と「もぐらくん」の名称の違いに混乱していた。「ミッフィー」と「うさこちゃん」みたいなものか。
 圧巻だったのがピーター・シス「三つの金の鍵」の原画。こんなに大きなものだったんだ。誰もがその大きさと幻想的な雰囲気に息をのみ見とれていた。シスが人間の顔をモチーフに制作したアニメーションも素晴らしい。