夜明けの図書館

夜明けの図書館 (ジュールコミックス)
 レファレンスって謎解きにもヒューマンドラマにも適した小道具だと思うのですが、うまく生かされていてわくわくしました。以前『おさがしの本は』で不満に思った点が、別の作者の別の作品ですが解消されてなんだか嬉しい。第3話の「影」の正体はすぐにピンときたんですが、大野さんの「名称がわかってたら それを調べるだけで 虹の作り方まではわからなかった」って台詞にはっとしました。