ゲゲゲの女房「鬼太郎ブームがやってきた!」

 この週は少女漫画回かっという感じの倉田くんといずみちゃんのキラキラしたひと夏の淡い恋がまぶしかったです。こーゆーのはキラいではない(ニヤニヤ)。しかし、いずみちゃんがモテモテでしたが、私だったら、ひとつ屋根の下にあんなにキレイで包容力のある人がいたら、絶対布美枝さんに惚れちゃうな。しかし、布美枝さんに岡惚れする人が出てきては昼ドラになってしまうので、私のような不心得者は朝ドラにはお呼びでないのでした。
 中森さんが先週に引き続き再登場していました。なんだか輪郭がくっきりとして、元気そうで良かった…。いみじくも小峰さんも言っていましたが、漫画家にならなくても生きていける。「勝ち組」「負け組」みたいに描かないところにほっとします。いずみちゃんに困窮時代の話を聞かせる+布美枝さんに二人で頑張っていた頃と今の違いを認識させる布石を打っていました。
 原作では、このあたりで超多忙になった茂との距離に悩むのですが、そのあたりをじっくり描いてほしい反面、布美枝ちゃんが落ち込むところはあんまり見たくなく、悩むところです。しかし、鬼太郎の歌詞ができるとさっそく布美枝ちゃんに見せにくる、茂のポイントを押さえた愛妻ぶりでは、ドラマではそんなに深刻にならないのかもしれないなあ。
 加納さんの描き方は期待以上でした。今以上に女性が仕事をすることが厳しかった時代、加納さんも「自分のやりたいこと」に向かって必死で頑張っているんだ、ということが、布美枝さんの言葉から伝わってきました。布美枝さんは、傍で見ているだけですが、自分の思い込みや価値観で相手を否定したりせずに、理解しよう、ありのままを受け入れようという気持ちで見ているところがいい。っていうか惚れてしまうやろー!(←まだ言ってる)
 倉田さんと小峰さんも、それぞれ自分の道に向かって旅立って行きました。小峰さんは本当に旅に出ていましたね。あなたはスナフキンですか。私は、無口なイケメンが好きなので、小峰さんは非常にポイント高かったです。お元気で!