腕の中で眠って

腕の中で眠って―不思議な猫の恋愛事件簿 (あおばコミックス)

　う〜ん、元犬や元ネコっていうのは、私には抵抗あるけど、家族同然に動物と暮らしている人の感覚は違うものなのかな。「彼女と犬の恋愛論」と同じネタなので、作者は動物がものすごく好きなのかしら（その後、「霊感動物探偵社」で確信）。この人のマンガは、時たま、とうとつにベッドシーンが出てくるのが不思議だったけど、出版元がレディコミだからか。新刊で手に入るものは、新刊書店で探したのだけど、珍しい判型の上、日頃足を踏み入れない場所にあるもんだから、探すのにおっそろしく時間がかかったよ。
　さばさばしたおばさんがステキです。「瞳を閉じて」の豪快な静姫も可愛い。なぜか川原泉の「進駐軍（ＧＨＱ）にいうからねっ」を思い出してしまった。お隣のおじさんとの利害が一致したからか…？