棄ててきた女

 「時間の縫い目」「水よりも濃し」「煙をあげる脚」「ペトロネラ・パン」「白猫」「顔」「なんと冷たい小さな君の手よ」「虎」「壁」「棄ててきた女」「テーブル」「詩神」「パラダイス・ビーチ」
 イギリスの「奇妙な味」アンソロジーナイトキャップ代わりに2、3編ずつ読んでいた。緊迫した一瞬を、集中力を落とすことなく読者にありありと感じさせた「壁」がすごかった。アメリカ編「狼の一族」、世界編「エソルド座の怪人」も楽しみ。