出雲縁結び旅行

 職場の同僚4人で行ってきました。
 大阪組と京都組に分かれて、前日23:30発の夜行バスに乗って出雲駅前。
 駅前のホテルバイキングで朝食を食べ、地元の一畑電鉄に乗って出雲大社駅へ。
 出雲大社は2回目だけど、やっぱり神域は独特の雰囲気があります。神楽殿の大注連縄では、いったい誰がやり出したものか、老若男女うちそろって硬貨を投げあげてました。これ、相当腕力のある人が投げないとささらないよ! 三橋君レベルの投手じゃ駄目かも。いい年したおばさんたちが、落ちた硬貨をきゃあきゃあ言って拾っているのが微笑ましい。
 昼食は、名物出雲そばを食べて、ついでに大社町立図書館を見学。
 駅に戻って一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅下車。去年の境港妖怪旅行で行きそびれたルイス・C・ティファニー美術館は残念ながら今年3月で閉園してた。くー。
 駅前の足湯温泉に浸かってひと休みしてから、タクシーで八重垣神社へ。「八雲立つ」のお社ですね。ここにある「鏡の池」で婚期を占おう!というのが、今回のメインイベント(…か?)なのだ。神社でもらった和紙に硬貨を載せ「鏡の池」に浮かべると、沈む早さが婚期までの時間を、池からの距離が結ばれる相手との距離を表すというもの。今まで、職場の諸先輩方が6名この神社を訪れ、全員まだ独身! という、かなりびみょうな霊験なのだけれども。まあ、占いであって縁結びではないから。小さいけれど、深い緑に囲まれた静かな池でとってもいいところだった。池をめぐる人間模様は観察しているとものすごく面白かったし。
 バスを待って、松江駅で降りる。松江駅の土産物売り場には、KanoZaという紅茶とケーキのおいしい喫茶店があって「松江おいしいよね」と大いに盛り上がった。宍道湖を眺めながらぷらぷらと街を歩いて、鯛めしで有名な老舗旅館でちょっと豪華な夕食をいただく。
 松江駅に戻り、岡山経由で帰阪。

 交通の便が悪いのだけど、いろいろな交通機関を使ってスムーズに回れた。おいしいものもたくさん食べたし、のんびりした空気をたくさん吸ってゆっくりできたし、満足です。