天と地の守り人 第三部

天と地の守り人〈第3部〉 (偕成社ワンダーランド)

　結局、待ちきれなくて買ってしまいました。
　そんなにも、待ち望んだ最終巻なのに、40ページを過ぎたあたりで、ページをめくる手が止まってしまいました。―ここから先は、読みたくない。それから起こる出来事を、知りたくなくて、たった20ページを読むのに20分以上かかりました。私は、失うのはバルサだと思っていました。失って、生きていく未来を思うとつらい…でも、陽光の降り注ぐ大樹の根元で、確かにその未来には光もあるのだと思えたのでした。