ニタイとキナナ

ニタイとキナナ

ニタイとキナナ

 「あんだろ」の後にしておいてよかった。強くて、おおらかで、すこやかなキナナたちの暮らしにほっとさせられます。星野之宣さんがたまに縄文人を描いてますが、同じような手触りを感じました。あと、「リトル・フォレスト」や「とりぱん」を思い出させる北国の暮らしは、南国育ちの私には新鮮で、異世界に触れるわくわくする喜びを感じます。
 たくさんの生活道具が書き込まれてるので、画面を眺めていて本当に興味が尽きません。女性の体つきが豊かで、でも決していやらしくないのもいい。
 「縄文物語」ぜひ復刊して欲しい。不老不死の交易者どのの外伝などはあるのでしょうか…。