チキタGUGU6

チキタ★GUGU (6) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

チキタ★GUGU (6) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

 ラー・ラム・デラルが人間っぽくなっているのと反比例して、チキタの影がどんどん薄くなっているのが寂しい。永遠に生きるってそういうことなんだろう。
 帯でサディースとパイエが対峙している構成になっているのが読み終わると印象的だった。サディースとバランスには幸せになって欲しいんですがっ。
 長編でサブキャラクターをどんどん入れ替えていくというTONOちゃんの思いきりの良さには感心します。そういう手法でしか、チキタの「永遠」の重みを読者に伝えられないと思うので。